内容説明
こっちは、えいくん。
そっちは、ゆうじゅん。
あっちは、さーや。
じゃあ……あれは、誰?
自殺しようとしたえいくん――多門英介を襲い、連続殺人をはじめた《鬼》は誰?
瓢箪山の達磨神社。桜の木の下で遊んだ子供時代の仲間が次々殺されていく。その一人でホラーミステリ作家となった速水晃一は神社を訪れ、あの日、記憶に封じた忌まわしい《鬼》と、連続殺人犯を推理するが……。
〈解説〉若林 踏
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
32
自殺を考え生命の電話に電話をかけてきた男は、友人たちに連日電話をかけているという。しかし彼は自殺ではなく他殺を疑わせる状況で行方不明に。その後彼から電話を受けた友人たちも次々に…。小さな疑惑から犯人と目していた人物が当たりだったと分かったのだけど、私が注目していた疑惑の種には全然触れられず、それとは関係なかったみたい😅忌まわしい一族の話がもっと出てくると楽しかったのになあ。2026/06/05
キナコ
32
作者買いの一冊。相談窓口から始まるホラーミステリー。自殺したと思われる友人が残した痕跡を元に、過去に地元で起きた子供の誘拐事件を追っていく。 次々と殺される友人たち。連続殺人犯は誰か。親の無力さとやるせなさが悲しい作品。すでに次回作も出ているが、今作品も関係があるのかな?楽しみ。2025/01/25
備忘録
20
ホラーの雰囲気を漂わせながらのしっかりとしたミステリ 失われた記憶を辿る作品自体は月並みではあるが、真相も結末もオリジナリティがあり最後までどうなることかと惹き込まれて読んだ2025/02/27
マツユキ
17
「いのちの電話」の相談員が出た一本の電話から始まるストーリー。ホラー・ミステリ作家速水晃一の小学生時代の友人が次々と死んでいき…。ホラーと言うより、犯人は誰メインのミステリで、なるほど。オカルトの気配はするんだけど、そこは人の罪と強調しているのが、清々しくもありました。2024/10/22
Ribes triste
16
三津田さんのぞわぞわするホラー味を求めて読み始めたのですが、なんとガッツリ本格ミステリーでありました。予想を覆され、逆に面白かったです。カー・ディクスンを読むように読者がアレコレ先を推理する楽しみが残されているのも嬉しい。帯の刊予告を見ると、新シリーズ化されるのでしょうか。続きが楽しみです。2024/08/12
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