がんになってわかったお金と人生の本質

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がんになってわかったお金と人生の本質

  • 著者名:山崎元【著者】
  • 価格 ¥1,699(本体¥1,545)
  • 朝日新聞出版(2024/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022519894

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内容説明

最後の1秒まで幸福は追求できる
その真実をつづった遺稿を特別収載。
最期の時間でたどり着いた「人生の最終原理」とは――

筆者は2022年の夏に食道癌が見つかった。
本書は、癌の各局面にあっての考え方や意思決定の記録である。
お金よりも大事なことにどうやって気づくか、
限られた時間をいかに生きるか――。
遺稿「癌の記・裏日記」も特別収載。

【本書の内容】
第1章 癌患者と投資初心者は似ている
ステージIII、「真面目な癌患者になろう」
情報を、拾うか、捨てるか
上機嫌な癌患者でありたい

第2章 がん保険はやっぱり要らなかった
治療にかかったお金はいくら?
「不安に対処する」ための保険は賢くない
加入していい保険の条件

第3章 癌になって分かった、どうでもいいことと大切なこと
悩ましい頭髪の問題
わが物欲生活と身辺整理
再発、意識する持ち時間
癌患者には親切にしないで

第4章 山崎式・終活のセオリー6箇条
最晩年の住まいと介護を考える
お金を守る超合理的相続対策
「墓なし・坊主なし」のわが家の弔いルール

第5章 お金より大事なものにどうやって気づくか
〝善意の愉快犯?として生ききる
お金は「増やし方」より「使い方」こそ大切だ
「幸福」を決めるたった一つの要素
「お金より大事なもの」にどうやって気づくか

最終章 癌の記・裏日記

【著者プロフィール】
山崎元(やまざき・はじめ)
経済評論家。専門は資産運用。1958 年北海道生まれ。東京大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友信託、メリルリンチ証券、楽天証券など12 回の転職経験を持つ。連載記事やテレビ出演多数。著書に『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』(水瀬ケンイチとの共著、朝日新書)、『超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(大橋弘祐との共著、文響社)、『経済評論家の父から息子への手紙――お金と人生と幸せについて』(Gakken)など。2024 年逝去。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

111
癌になろうとなるまいと、#ミニマリストであること、#死ぬまでは正しく(≒直観を大切に)生きること、等々健康体の時に求める事とほぼ同じことが記載されていたことが驚きでした。2024/10/02

mazda

74
今年残念ながらお亡くなりになった山崎さんの、闘病生活、お金に関する思いなどを綴った1冊です。命を削って書いているのが伝わってくるので、心して読み続けました。山崎さんは、これまで片手で数えるほどしかお酒を飲まなかった日がないそうで、飲酒が病気の原因になったことは少なからずあるようです。それでもQOLの観点などから検査を受けなかったようですが、結果的には「受けるべきだった」と書いています。不確実な将来をどうやって予測する点など、病気の治療と投資は非常に似ているとも書いてありましたが、正にその通りだと思います。2024/07/27

みき

55
自分がインデックス投資を始めた切欠の1人、山崎元さんの本。是非1度お会いしたい人の1人だったため急逝は本当に残念。1月1日に逝去されているとのことなので本当に最後までこの本を書いていたんだなと最後は涙なくしては読めなかった。題名の通りお金と人生の本質についても参考になるところも多く、折り目だらけになったのだが、死を目前にしても人はここまで論理的に物事を考えれるのかと驚きを禁じ得ないというのが正直なところ。残された時間の期待値とかを計算して今何が出来るかを考えるとか、普通の人間は考えられるのだろうか。2024/09/26

ニッポニア

44
山崎氏の魂の一冊。お金だけでなく、がん、生きるコツも学べる。非常におすすめ。以下メモ。癌患者と投資初心者は似ている。自分が癌ではないのか、という人ががんを発見する。近藤誠氏に共感し、検診や癌治療に否定的だったが、いざがんになり、揺れる。近藤氏の主張が正しいのか、結論は出ていないが、医療ビジネスが患者の幸せよりも、自分自身の収益を作ることに重きを置いている。初期段階でガンが見つかっていれば、治療は簡単だった、という結果論。ただし治療し、その後長年元気だとしても、不自由さがあればその累積コストは計り知れない。2025/06/21

akihiko810/アカウント移行中

41
亡くなった投資評論家の山崎元氏のがん体験記。かかったことはサンクコスト、後悔しない。がん保険はいらない。残りの持ち時間を意識した生活を、など。印象度B  人は誰しも死ぬが、その「タイムリミット」を意識せざるを得ないがんなどの病気で亡くなるのは、ある意味では幸運なのかどうか。年齢的に早く亡くなった氏だが、サンクコストを意識した終活には目を見張った。後世に伝えたい「幸福とお金の付き合い方」で、「無理なFIRE」はいびつだと思う、とのこと。2025/02/09

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