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内容説明
怪異――それは常世と隠世(かくりよ)を結ぶ奇妙な体験。
怪異を蒐集していると時に変わった職業に行き当たることがある。
池に落ちたボールを拾うゴルフボールダイバー、弱った木々を治療する樹木医、伝書鳩を育てる伝書鳩ブリーダー……。そうした特殊な職業についている人々が体験する怪異は、一味も二味も変わっていることが多い。鮨職人が目撃した謎の「のっぺらぼう」の正体。死の香りを嗅ぎ分けるフレーバリスト。シューフィッターのもとにやってきた不気味なフジツボ男。路線バス運転手が遭遇したもの言わぬ乗客たち……。
「私の体験をどうか最後まで聞いてください……」
隠世はあなたのすぐ傍にも広がっている。特異な余韻を残す〈実話〉怪談アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雨
27
職業別怪談集。なかなか興味深い内容だった。2024/09/10
ネムコ
25
書き手さんは初めての方々でしたが、面白かったです。怪異の内容はそれほどインパクトのあるものではありませんでしたが、普段接することのない職業の方のお話は興味深かったです。2024/08/31
佐倉
16
弁護士や塾講師などと言った一般的な職業、湯灌師、神主のようないかにも怪異がありそうな職業、ゴルフボールダイバーやシューフィッターなどあまり聞かないまで、様々な業種の人の怪談が集まった一冊。結婚式で使うペーパーアイテムという縁起の良し悪しが重要視される業種の『吉兆』、競馬予想屋の知り合いに起きた赤ペンの怪異『父の愛』、別々に採集された卒塔婆と絵馬の怪談、しかし現場とされる場所は近くもしかして同じ業者から買い取ったのでは……と業者に取材を試みる『木怪』『巡る因果』が良かった。2024/09/02
mintia
8
世の中には本当に様々な職業があるし、そのなかでも怪異がある。通常、怪談にありがちな設定は、死にまつわる職業や深夜または閑散とした場所が舞台である。ただし、どの話も結末が語り手の強すぎる思い込みが怪異を引き起こしている印象を受けた。2026/03/08
ブランノワール
7
かなり怖かったです2024/10/09
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