内容説明
植物としての特性、無毒品種とちぎしろの開発、産業用大麻、利用の歴史、オガラ利用の懐炉灰、栃木県のほか屯田兵村の北海道、青森から鹿児島まで全国20道県の大麻の栽培・利用の歴史、栽培法、部位別の利用。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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故郷山梨県では1700年頃まで大麻の栽培史実が残っていました。今では一軒も栽培農家はありません。図解でみると、大麻の用途を時間軸に沿って理解しやすいです。それは古くから生活に浸透し、神道にも通じる日本文化ですから、意識だけでも向けておきたいですね。2022/10/13
こぽぞう☆
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図書館本。表題は物騒に見えるけど、いわゆる繊維の「麻」の歴史や利用状況を述べた極めてまともな本。今、我々が「麻」と呼んで着たりしてる繊維は「カラムシ」や「リネン」で「アサ」ではないらしい。戦後GHQが「大麻取締法」を制定するまで、自家用や軍服用、普通の衣類用に大陸のものより毒性少なめの大麻がかなり生産されていたが、現在は無毒大麻(麻薬として使用不可能)が開発されたにも関わらず、生産者は全国で60人ほど、畑も6ヘクタールくらいらしい。2019/08/10
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