内容説明
来日中のペンシルベニア大学教授ジョゼフ・ハートマンは、古代史の世界的権威。同じく歴史学者である早乙女静香と京都へ旅行しようとしてはキャンセルの憂き目に遭い、毎晩うらぶれたバーで飲むことに。しかし、バーテンダー松永の供する酒肴に舌鼓を打ちつつ聴く宮田六郎と静香の歴史検証バトルは、不満を補って余りある面白さであった。アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの方舟、始皇帝、ナスカの地上絵、モアイ像――七つの不思議を俎上に載せ、常識を覆す新解釈を披露。好評嘖嘖たる奇想天外なデビュー作品集『邪馬台国はどこですか?』の姉妹編、ここに登場!/【目次】アトランティス大陸の不思議/ストーンヘンジの不思議/ピラミッドの不思議/ノアの方舟の不思議/始皇帝の不思議/ナスカの地上絵の不思議/モアイ像の不思議/*本電子書籍は『新・世界の七不思議』(創元推理文庫 新装新版 2024年8月30日初版発行)を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coolgang1957
47
可哀想なジョセフです🤣京都へは行けないようです。 世界の不思議な謎を解いていく過程は、なかなか面白いものがありますし、場末のバーでありながら美味しそうなお酒がたくさんでレモンハートのよう😉ただ、お酒は半分くらい吹き出すし、ボクとしては、もっとスタイリッシュでセンシティブでセクシーでスマートなダイアログが読みたいねん。とカタカナで誤魔化そうとしてます🤣ま、会話はおしゃれじゃないよなと言いたいんです🥲2024/11/10
ちゃあぼう
6
前作同様に実在する文献などから新たな歴史を紐解く様相が描かれていて面白かった。この作品では世界各地の不思議な事柄が日本にもつながっていると解釈ができる着目点が、面白い。そして、もしかしたらじじつは世界各地から日本へ伝わってきたのではなく日本から発信しているのではないかという発想は、これもまた、面白い解釈でした。2024/11/02
ドットジェピー
6
面白かったです2024/10/09
パンざわ
5
アトランティスやストーンヘンジなどの世界の謎を雑誌ライター宮田六郎が解明していく話、面白かった。読んでいて楽しい。昨今流行っている都市伝説やオカルトの楽しさに近い。何年も解明されなかった歴史的ミステリが、大規模な学会でもなんでもない、客がたった3人しかいない場末のバーで解明されるワクワク感。読みながなら「大発見の瞬間に立ち会ってしまった!」という興奮を擬似体験。静香の容赦無い罵倒も飄々と受け流し、その場の情報だけで推理する探偵役・宮田六郎のキャラも良い。探偵に道具はいらない。ひらめきだけあればいい。2024/11/13
ハルシオン
4
いろんなウンチクあって、ためになったよ-。2025/01/26
-
- 電子書籍
- こんなにひどい自衛隊生活 (Hanad…
-
- 電子書籍
- ハイランダーの秘密の跡継ぎ ハーレクイン
-
- 電子書籍
- 電子版 天才バカボン(33) 少年サン…
-
- 電子書籍
- 堕天使の事情【分冊版】 2巻 園芸戦隊…
-
- 電子書籍
- ハーベストマーチ 4 少年チャンピオン…