内容説明
時代とともに形を変えながら常に私たちのそばにある「地図」。
私たちは「地図」を通して何に出会っているのだろうか?
世界の肌触り、欲望と知の来歴、怪物の気配、置いてきた故郷、融ける国境、街角の冒険、駆け抜ける自転車、戦争の姿、歴史の空白、地図製作者、映画の手がかり、位置情報の意味、失われた存在、浮遊する鳥の眼差し……。
レベッカ・ソルニット『ウォークス』で知られ、地図製作者でもある翻訳家による、地図に魅せられた思索のエッセイ。
【目次】
差し出される地図/矢印の母/飛ぶことのいくつかの様態/臓物と風の色/動くもの、複数の時間/革と夢/誰もが地図を見るとき/偏在するものと目に見えないもの/鳥/空白/待つ、見送る/ウィリアム・リスゴーの失われた耳/形のないものへの旅/『サクリファリス』の地図についての覚え書き/地図はあるか?/洞窟の形/ディタッチメント/迷宮のようなもの/はじめと終わりがある/怪物までの距離/地名の群れ/ロスト・アンド・ファウンド/代償について/カルトグラフィック・シネマ/球と平面/奥行きについて/地図とその分身たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
15
人間が地球の全景を天空から見下ろして把握するのは不可能なので、任意の三次元を過不足無く適切なサイズの二次元の紙面となった”地図”は驚くべきものなのだね。幼い頃から地図をなんとはなしに眺めるのが好きです:共通一次試験も「地理B」を選択しました。2025/05/02
アメヲトコ
9
2024年7月刊。『群像』誌の連載(21~24年)の地図に関するエッセイをまとめたもの。とは言え巷間に流布する地図本とは一線を劃し、人間と地図との関わりを哲学的に思索する内容になっています。著者の鋭敏な感覚から独り言のように綴られる指摘には多くの気づきがあり、個人的には「動くもの、複数の時間」「待つ、見送る」「洞窟の形」「はじめと終わりがある」「奥行きについて」あたりの章がとくに印象的でした。2024/08/03
takao
1
ふむ2025/02/12
Go Extreme
1
差し出される地図 矢印の母 飛ぶことのいくつかの様態 臓物と風の色 動くもの、複数の時間 革と夢 誰もが地図を見るとき 偏在するものと目に見えないもの 鳥 空白 待つ、見送る ウィリアム・リスゴーの失われた耳 形のないものへの旅 『サクリファリス』の地図についての覚え書き 地図はあるか? 洞窟の形 ディタッチメント 迷宮のようなもの はじめと終わりがある 怪物までの距離 地名の群れ ロスト・アンド・ファウンド 代償について カルトグラフィック・シネマ 球と平面 奥行きについて 地図とその分身たち2024/08/23
megane_de_noppo
0
抽象的すぎて、ちゃんと飲み込めなかった。後半の何篇かはいくらか具体性があり、読みやすかったけれど。全体の印象としては、なんかオシャレな本、だということ。2026/01/09
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