烏羽色のふたりシリーズ1 滅びのカラス

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烏羽色のふたりシリーズ1 滅びのカラス

  • 著者名:櫻いいよ/急行2号
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • PHP研究所(2024/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569881775

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内容説明

【櫻いいよ初の本格ファンタジー小説シリーズ第1巻】明日はいい日になる、世界は素敵だ。――そんなの、嘘だ。中学1年生の少女が迷い込んだのは、異種族とひとが共存する、残酷な世界。 【あらすじ】学校からの帰り道で川に落ちたことをきっかけに、人間とは異なる見た目の“じゃない者”と、いわゆる人間“ひと”が共存する不思議な世界に迷い込んだ、中学1年生の冥(めい)。真っ黒な制服姿で突然現れた冥は「言い伝えにある、この国を滅ぼすカラスだ」と考えられ、この国の王族たちから命を狙われる身になってしまう。一緒に川に流されたはずの双子の弟・涅(くり)の行方を探すべく、冥はこの世界で出会った“じゃない者”たちや、奴隷の少年の助けを借りて世界を旅することになるが……。 【目次】0:それは、終わりのはじまり/1:冥と涅、カラスと蒼衣/2:カラスと奴隷と水の者/3:カラスと“ひと”と“じゃない者”/4:カラスとメイと、これから/0:おわりはもう、はじまっている

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミンママ

5
中学1年の双子 メイ(冥)とクリ(涅) ある日川に落ちた2人は別世界へ。。離れ離れになった2人は再会できるのか?今作はメイ視点の物語。次作はクリ視点かな?2024/09/12

3
とても重苦しい世界観。転移系ファンタジーという奴である。しかしとてもとてもベリーハードな境遇であり、その現代日本とは違う価値観の中で藻掻き苦しみながら生きていく。昨今の流行りとは真逆でございましょう。生きる決意自分を貫く覚悟という強かさは確かに美しさはある。だけどもまあやっぱり希望が薄すぎる。これから不条理が続いていけばナンセンスの話になるだけだし、かといって好転すればご都合主義と言われてしまうだろう。予想ができないとも言えるが、しかしいつになることやら。楽しいものはありません。2024/11/04

いなこ

1
中1双子の姉メイと弟クリは学校帰りに川に落ちた。メイが気がつくとクリはいなく、アオイという奴隷の少年と牢屋にいた。ここはひとと、ひととことなる種族がいるという世界。伝承により滅びのカラスとして捕まったメイはアオイと逃げ、クリを探しに行くが…。自分の日々の暮らしと比較する普通の女子中学生で、異世界でも正義感ありきで行動してしまう。協力者も得るが逆境続き。登場するものの想像を挿絵に助けられながら読む。ファンタジーは想像力が必要かな。今回の終わり方でこれからの展開に期待。2024/07/30

ekoeko

1
中学1年生の冥は川に落ち異世界へ・・・もし2巻が出ても読まないだろう。2024/07/27

ももか

0
想像していた100倍、面白くて残酷で人の本質を感じる物語。そして何より「生」を感じた。 最初、メイがクリを諭す時に言っていた言葉は、同感できたし、実際に私もメイと同じことを思う時だってあったけれど、確かにクリのように「何をしたって無駄」だと諦めることも多かったように思う。 メイもカラスとして扱われるようになって、クリの気持ちを分かっていく過程が辛かった。 結局のところ、世の中って綺麗事だけではいられないんだと思う。 それでも、できる限り綺麗事を言って、信じていたい気持ちが確かに私にもあるのだと思った。2024/10/27

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