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内容説明
2011年3月11日、東日本大震災によって「福島第一原発事故」が発生した。このとき、暴走する原子炉、放射性物質の飛散という恐ろしい事態に敢然と立ち向かった人たちがいた。汚染と生命の危機の中で踏みとどまった彼らのことを海外メディアは、「フクシマ・フィフティ」と呼んだ。本書は、福島第一原発所長の吉田昌郎さんと福島フィフティが、極限の状況で、何を感じ、どう闘ったのかを、鮮明に描き出した。著書『死の淵を見た男』を土台に据えつつ、本書は「友情物語」という新たな視点と証言、エピソードで再構成されている。仲間への友情と思いやり、「ふるさと」を救わねばという責任感と使命感がひしひしと伝わる感動のノンフィクション。小学高学年から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
49
東日本大震災での福島第一原発事故、暴走する原子炉、放射性物質の飛散という未曽有の事態に敢然と立ち向かった吉田昌郎所長とその部下たち(フクシマ・フィフティ)の決死の修復の闘いを”仲間への友情と思いやり、「ふるさと」を」」救わねば、という責任感と使命感”という視点で先の著書『死の淵を見た男吉田昌郎と…』を小・中学生向けに再構成されたもの。友情、家族のために、世のために、日本のために、命の危険を顧みず、闘い続けた吉田昌郎所長とフクシマ・フィフティのことを忘れることなく、若い世代に伝え続けてゆきたいものだ。2020/09/10
Gotoran
35
【2011.3.11を忘れないために】再読。東日本大震災での福島第一原発事故、暴走しようとする原子炉、過剰介入の首相官邸、理不尽な要求の東電本店、未曽有の事態に敢然と立ち向かった吉田昌郎所長とその部下たち(フクシマ・フィフティ)の決死の修復の闘いを小・中学生向けに再構成されたもの。友情、家族のために、世のために、日本のために、命の危険を顧みず、闘い続けた吉田昌郎所長とフクシマ・フィフティのことを決して忘れてはいけない。 2023/03/11
たまきら
8
人を英雄視する本ってどうかなあ?と先入観を持ちながら読んでしまったがただただ頭が下がった。子どもに読ませたいかはわからないが、もしも将来質問されたら、この人たちのことはきちんと説明できる親でいたい。2015/06/12
QP
6
映画「Fukushima50」は公開時にコロナの影響で観ることが出来なかった。最近テレビで放映され感動した。「死の淵を見た男」を読むつもりが児童向けの本書を図書館で借りてしまったけど映画の内容がより感動的であった。トップとしての覚悟と決断が重要だとあらためて分かる。それにしても当時の政府が現場の実情を知らず視察に来たり、海水注入を邪魔したりしたことを忘れてはいけないと思った。2021/03/21
wearnotequal
4
興味深い本。小学校高学年中学生向けらしいが、福島フィフティとは初耳。管理不能に陥った原発を戦時中の特攻隊さながら命を賭して修復していく脚色は子供向けだと理解。ただ免震棟トイレの様子など未報道の部分もあり、改めて壮絶な状況だったと認識。なおフィフティを取り上げた映画がクランクインした模様。2019/06/22
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