半径5メートルのフェイク論「これ、全部フェイクです」

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半径5メートルのフェイク論「これ、全部フェイクです」

  • 著者名:岡田憲治【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 東洋経済新報社(2024/07発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492047712

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内容説明

渡る世間はフェイクばかり!?
「青少年の刑法犯罪は増加の一途」
「生活保護費の不正受給が蔓延し財政が逼迫」
「競争社会の勝敗は『自己責任』」
「不登校の主原因は子ども本人と親の育て方」
「戦争の反対語は『平和』」
これらは、全部フェイクです。
気がつけば、日本の政治や社会を考えるための基本認識に、大中小のフェイクとデマがあふれかえっています。
デタラメに対して「嘘つき!」と言っても意味がない世界が到来しているわけです。

ここで、著者・岡田憲治氏は力強く、こう述べています。
「『世界は狂っている』という大雑把で切り分けの足りないペシミズムに陥らないことが大切」
「そういうペシミズムは、私たちの社会が依然として保持している、各種の優れた政治的、社会的リーダーたちの力を引き出すことにつながらない」

「世界はこのままでよいはずがない」と考える方を本書の読者として、この世界で起こっているフェイクの問題を考えていきます。大中小のフェイクについて考えることをスイッチにして、この世界を1ミリでも改善するための言葉を共有する道を探そうと企んだ1冊です。

目次

フェイク1 現実とは、目の前で起こっていることそのもの
フェイク2 PTAは、教育委員会や公立学校の下部組織
フェイク3 NPOは非営利団体だから利益を出してはいけない
フェイク4 スポーツ報道は、今日もスポーツの話を伝えている
フェイク5 ベースボールは依然として日本の国民的娯楽の王様
フェイク6 どんな事態にも対応できるマニュアルを活用するのがリーダー
フェイク7 不登校の主な原因は、子ども本人と親の育て方
フェイク8 衝突・対立する人との関係は「抜ける」と「耐える」
フェイク9 大学の存在意義は社会貢献
フェイク10 指導や規則をきちんと守る真面目な学生は男子より女子に多い
フェイク11 戦争の反対語は「平和」
フェイク12 教育委員会は、首長にしたがう行政下部組織
フェイク13 中立こそ公平、政治的な偏向があってはいけない
フェイク14 民主主義とは、多数決
フェイク15 民主主義はもうオワコン
フェイク16 人間の過ちには時効がないから、糾弾し続けねばならない
フェイク17 他人と過去は変えることができない
(略)
フェイク26 日本代表は、日本という国家の威信を背負っている
フェイク27 子どもたちには課題の反復訓練と十分な知識を提供せねばならない
フェイク28 いじめがなくならないのは、心の教育が足りないから
フェイク29 憲法には国柄を書き込まねばならない
フェイク30 オリンピックには国威発揚と景気起爆剤の役割
フェイク31 ワイマール憲法こそがヒットラーの独裁を生んだ
フェイク32 棄権や白票であっても政治意思の表現
フェイク33 日本の有権者は政治への関心と民度が低いから投票率も低い
フェイク34 基本政策が異なる政党が協力するのは野合
フェイク35 最近の若い子育て保護者たちはボランティア精神が希薄
フェイク36 リベラルとは、社会のさまざまな価値観を認める考え方
フェイク37 保守とは、日本の国柄を守る思想
フェイク38 大相撲とは国技スポーツ
フェイク39 自分らしさを失ってはいけない
フェイク40 日米関係は主権国家同士の対等な交渉と協議で維持されている……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

18
タイトルのフェイクという文字がフェイク・ニュースを連想して紛らわしいが、思い込みとかビリーフという意味に近い。本書では40のフェイク事例が載っているが、事例が多すぎて説明が簡素になりわかりにくくなっている。いろいろ問批判したが、本書を高校生や大学生にぜひ読んでもらいたい。戦争の反対は平和と短絡的に答えることは間違いだと著者は言う。平和維持のために武力が必要という発想では戦争はいつまでも終わらない。著者は戦争をなくすには「対話」の継続が必要だという。「戦争」の反対が果たして「対話」なのかをぜひ考えてほしい。2024/11/23

TAKA0726

13
現実とフェイクは真実と嘘に安易に分けず大中小、濃淡、悪の度合い等様々な線引きで整理、崩したりする。リーダーは組織運営、危機対応の運営ではなく従来の仕様が役に立たない時に創造的な言語でメンバーを守る知性を持つ。大学の目的は社会貢献ではなく反社会性を担保しながら社会をクリエイトする者を育てる言葉を提供する場。戦争の反対概念は平和ではなく対話、多数決は途中で行う確認作業の1つの手法。関係の概念を変えれば過去と他人は変えられる。教育は選択肢を示しどんな判断でも挑んだ知の勇気を称え失敗も賞賛し次の機会を提供する事。2024/09/15

はるき

12
 楽しく分かりやすく、何となく皆が思い込んでる嘘を解き明かす。目から鱗とはこのこと!情報を鵜呑みにせず、しっかり考えることが大事。2024/09/08

ちょこ

10
世の中で常識だと思われてることが実はそうとは限らない。40のテーマで常識を見つめ直す本。「あっわかる!」っていうのと「うーーーーん」ってのとあったかな。自分の考えと違うことをフェイクと表現するのもちょっと違う気もする。それだとあちら側と表裏一体になっちゃう気がするんだよねえ。常識を疑えっていうのはいいと思う。自分の中の「はて?」を大事にしたい。2025/04/18

Tomitakeya

5
常識とされているが、実はそれはフェイクだということが列挙されていく。PTAはただの任意団体で始まる。政治のことはなるほどと思うこともあれば、それは著者の意見ではないのかと思ったこともある。 常識を疑う、当たり前のように言われていても根拠がないことも多くあることを教えてくれる。2024/08/25

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