内容説明
母になっても、四十になっても、
まだ「何者か」になりたいんだ
私に期待していたいんだ
二児の母、会社をやめ、小説家を目指す。無謀かつ明るい生活。
「好書好日」(朝日新聞ブックサイト)の連載、「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」が話題のライターが、エッセイストになるまでのお話。
最初の夢は、「黒柳徹子になる」だった。それがまあ、いろいろあって(歌手目指したり、劇団に入ったり、NHKに落ちたり、失恋したり、婚活したり、子ども産んだり)、のち、会社を辞めて小説家を目指すことに。しかし、何度新人賞に応募しても、結果は……。
キヨシ、なんでそんなに夢見がちなの!?
【目次より】
柔く握る
子どもを陽にあてただけの今日
ははははるもの
父は中島
元カレが坂口健太郎に似ていてね、
プーさんと滞納
小説家になれない完全なるアリバイ
ここじゃないどこか、ってずっと言ってる
清、会社辞めるってよ
私が小説家になれないのには、101の理由があってだな
ドキュメント落選
あの日、土下座をしなかった
私たちはいつも同じところに立って
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こふみ
22
この人はきっと死ぬ直前に「あー、楽しかったなあ」って幸せな気持ちに包まれるだろうなぁ…と思わせるエッセイです。2026/06/30
戸部アンソン
14
現在進行形で子育てしながら書いた取材したり。上がどこかわからんけど、もっともっとと頑張る作者に共感しまくり。応援したくなる。その姿を見て育つご飯粒ぶちまけるお子達もきっと愉快に過ごされているんだろう。よその幸せを読みながら良い時代になっているんだなぁと思いました。2024/08/14
たれみみ
13
小説家を目指すために出版社を辞め、フリーライターになった著者。好書好日で連載「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」を書いていらっしゃるそう。本書は二児を育てながら小説家という夢を追いかけて奮闘する日々を描いたエッセイ。根本的に自分が大好きで、それを自認されているのが清々しい。"自虐ではなく自笑"の語りは楽しくてずっと聞いていられる。"だから私はこの先、たぶん、きっと、いい小説を書くだろう。私だけの、いい小説を書くだろう。"単にポジティブなだけでなく、多方面できちんと努力されている方だと感じる。2025/03/12
meg
11
X(旧Twitter)で時折目にする『小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。』を拝読して、(なかなかメンタル強いな…)と気になっていたので手に取った。育児の素晴らしさ大変さ、小説家になりたいのになかなか選考を通過しない悔しさ、その他(こんなことまで書いちゃうのか。)というようなことまで書かれている。めっちゃ自己肯定感高くてエネルギッシュでコミュ力高くて、うおー、私の対極に居る人間だー、うらやましい…と終始圧倒された。これだけのへこたれない精神があれば小説家でなくとも何者にでもなれる、と思う。2024/08/24
いくみ♪
9
アマゾンオーディブルで通勤のながら聴きで読了。まずは夢を叶えたその事実を祝福するしか!すごい!小説家ではなくエッセイでのデビューだったけど、それでも良かったのだと。包み隠さない筆致がなんだか親近感湧くようで友達みたいな気分になった。2025/01/21
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