アーセナルにおいでよ

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アーセナルにおいでよ

  • 著者名:あさのあつこ【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 水鈴社(2024/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784164010099

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内容説明

スタートアップ企業を立ち上げようと奮闘する4人の訳アリな若者たち。
『バッテリー』『NO.6』から連なる、著者4年ぶりの現代青春小説!

若者たちに、生きていく武器をちゃんと身につけてもらいたい。
そういう思いを込めて書きました。――あさのあつこ



今、注目の起業家たちからも、絶賛のコメントが寄せられました!

「社会を変えるのは常にはみ出しものたちだ。生きづらさを武器に戦う若者たちの、起業物語」
――家入一真(株式会社CAMPFIRE 代表取締役)

「僕も、自分たちで生み出した、眩いばかりの閃光に人生を変えられた一人。これは初期衝動からしか生まれない奇跡の軌跡!」 
――片石貴展(株式会社yutori代表取締役)

「高校生が挑む、自分たちの居場所革命! 正解のない時代に、生きる希望をくれる一冊」
――福田恵里(SHE株式会社代表取締役/CEO・CCO)


【あらすじ】
「おれ、今度、起業するんだ」
幼馴染で初恋の相手・甲斐から突然呼び出された高校3年生の千香は、その文章力と思索力を見込まれ、スタートアップのメンバーとしてスカウトされた。会社の名前は「アーセナル」。“武器庫”を意味するという。容姿にコンプレックスを持つ千香。中学生で不登校になった甲斐。詐欺に巻き込まれて逮捕歴のある陽太。バツイチのコトリ。それぞれの痛みを抱えたメンバーたちは、起業という一つの目標に向かい、生きる「武器」を手に入れていく。
ネットの中傷、不登校、詐欺など学校や社会に馴染めずドロップアウトした4人の若者たち、彼らが起業という一つの目標に向かい、奮闘し、生きる「武器」を手に入れていく、まさに現代に求められる、青春小説の新たなる傑作です。

【著者プロフィール】あさの・あつこ
岡山県生まれ、在住。大学在学中より児童文学を書き始め、小学校講師ののち、1991年『ほたる館物語』で作家デビュー。97年『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞、99年『バッテリーII』で第39回日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリーI~VI』で第54回小学館児童出版文化賞、11年『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞を受賞。他の著書に『NO.6』『ランナー』『火群のごとく』『透き通った風が吹いて』『野火、奔る』など多数。児童文学から時代小説まで様々なジャンルの書き手として、幅広い世代に親しまれている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

86
幼馴染みで初恋相手の甲斐から突然の連絡が有りスタートアップ企業立ち上げの誘いだった、中学の時不登校になりそのまま転校してしまい音信不通だったが、その間に起業の準備をしていた甲斐とその仲間たちと働く事に楽しみを見出す千香、「アーセナル」とは武器庫を意味する、生きづらさを抱えた子供たちが生きる武器を手にする為の場所、若い彼らだからこそ出来ることがある、スタートアップはやはりわくわくさせてくれる。2025/02/27

ゆみねこ

75
高校3年生の千春は少し人付き合いが苦手。推薦で進学先が決まりあることで学校に行きづらくなっていたある日、幼なじみで初恋の相手甲斐君から突然の連絡があり、千春の能力を見込まれスタートアップ企業にスカウトされる。居場所のない若者たちを支援するその会社の名は「アーセナル」。甲斐・陽太・コトリ・千春、それぞれ得意分野の異なる4人、サクサクと読み終えた。2025/02/22

ぼっちゃん

50
高校3年の終わり幼馴染で初恋の相手から、起業したので手伝ってほしいとスカウトされ手伝うことに。起業した4人の若者たちの物語。若い人が生きるための”武器”を手に入れられるようにとのコンセプトの会社だが、”武器”を手に入れられたのだなというような感動的なエピソードがあるわけでもなく、トラブルもあっさり解決されたり淡々と話が進んでいくだけで、私には物足りませんでした。2024/10/09

ゆずぽん

39
突然引っ越していった幼馴染からの連絡でスタートアップ企業の立ち上げメンバーにスカウトされた千香。高校生と20代の4人での起業はどうなっていくのか?トラブルも上手に解決し、楽しく読むも少し物足りなさを感じたな。4人のキャラもよく、今後のアーセナルを見てみたいので続編に期待。2024/11/26

まる子

26
不登校を経験した甲斐が国の第二次スタートアップを利用して、若者の相談サイト「アーセナル」を起業する!甲斐の幼馴染の千香、逮捕歴のある陽太、会計事務所を辞めたコトリの4人が集まった。相談への解決は100%ではなくてもいい。それぞれが悩みを持ち、得意な「武器」を携えてスタートした。「アーセナル=武器庫」は様々な問題が出てくる中で、彼らはどう立ち向かうのか。甲斐くんの人脈と頭の回転に驚くばかり。あさのあつこさん、久しぶりに読んだ。2025/01/17

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