内容説明
漫才コンビ『B&B』として1980年代の漫才ブームの先駆者となり、ニッポンに「お笑い」と「がばいばあちゃん」という2つの社会現象を巻き起こした、お笑い芸人の島田洋七が、『週刊実話』誌上で2021年4月から連載をスタートした人気コーナー「お笑い“がばい”交遊録」を1冊にまとめて書籍化。新たな加筆も加えて、本誌で未収録になった部分も掲載。
作家の顔も持つ島田洋七の記憶から掘り起こされる、やすし師匠、オール巨人、ビートたけし、島田紳助氏など、漫才ブームを牽引した芸人たちや、芸能界、スポーツ界の方たちとの思い出をあの時、一体なにが起こっていたのか…洋七しか知らないエピソードを交えながら紹介。
この本は、島田洋七自身の豊富な経験や活動に焦点を当てた、昭和の漫才ブームとその舞台裏を知る上で貴重な一冊。当時の出来事や漫才界のエピソードなどをより深く掘り下げ、漫才愛好者や芸能界に興味を持つ多くの一般読者にとっても、興味深い内容が詰まった書籍です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
84
漫才コンビB&Bで漫才ブームを牽引し番組「笑ってる場合ですよ!」ギャグ「もみじまんじゅう!」で一世風靡。最近は「佐賀のがばいばあちゃん」の方が有名かな?の島田洋七さんが、芸能界やスポーツ界で出会った人たちの交友を語る一冊。まず語り口調の文章で読みやすい。勝新・石原裕次郎・美空ひばり・長嶋茂雄等芸能界、スポーツ界の方達とのエピソードも凄いが、やっぱり島田紳助、ビートたけしを中心に、やすきよ、間寛平、明石家さんま等やっぱり芸人との交友譚が圧倒的に面白い。自分の人生論や経験をテーマにした講演活動を多く行われて↓2024/02/22
きみたけ
57
著者は「佐賀のがばいばあちゃん」でベストセラーとなった漫才コンピB&Bの島田洋七氏。『週刊実話』で2021年4月から連載した「お笑いがばい交遊録」から厳選したエピソードをまとめた一冊。大親友のビートたけし、弟弟子の島田紳助、横山やすし・西川きよし師匠、明石家さんまなど、日本のお笑い界を牽引してきた芸人たちや、芸能界・スポーツ界の著名人たちとの思い出やウラ話を面白おかしく紹介しています。それにしても登場する著名人の数がメチャクチャ多いです。2024/03/09
gtn
22
著者は、現役の花菱アチャコ先生にぎりぎり間に合った。その先生から、「君らは売れる」とお墨付きをいただいたのだから本物。芸人だけではなく、歌手、役者、プロレスラー、力士、プロ野球選手等、その交遊関係の広さに驚くばかり。人柄の良さは、一流の人物も引き寄せる。2024/08/12
オオイ
5
明るく他人との接し方が上手い人だと感じた、この人の本は初めて読んだが笑いの部分はなかった。2024/02/02
アジャ
3
B&Bの漫才は本当に面白かった。当時の漫才ブームはすごかったが、さすがに波は去り、今はまた違ったテイストのコンビも沢山いるが、私は年代的にやはりツービート、いくよくるよ、ザぼんち等が好きだ。オール阪神巨人から兄さんと呼ばれ、紳助、たけしとからも慕われる洋七の人柄がよくわかる。さらに、昭和の俳優、歌手、スポーツ選手との豪華過ぎるエピソードも面白かった。YouTubeで昔の漫才や、講演を観てみよう。2025/02/05