内容説明
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いつだって、理想の恋にはあと一歩届かない――
著者TikTok総再生回数2500万回超! 1ページで泣ける、恋の超短編集
140字小説のパイオニア・神田澪が紡ぐ、“恋”の物語のみを集めた140字小説集。Xに投稿し大人気だった作品から、新規書き下ろしまで159作を収録。
お互いの心臓の音が聴こえるくらいドキドキした青春のひと時、全力で恋をしたけれどうまくいかなかった日、傷つけ合いながらそれでも一緒にいた夜……。
キュンとしたり、切なくなったり、たくさんの恋の話がつめこまれた1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵
25
140字というのがいかにも今どき、という感じがするけれど、一瞬の場面を切り取る、切ない恋を短い文字数で描くというのは日本人が万葉集の時代からやってきたことで、今どきというよりは日本人ならではの感性によるものなのかなと思う。ほんの短い文章でもその場面は「わかる」。誰もが経験してきた記憶をつついてくるから。それぞれの短い描写が、読んだ人の数だけそれぞれのストーリーとなって膨らんて広がっていくのでしょうね。正直物足りなさはあるけど、ちょっとしたキュンをたくさん摂取したい方に良いかも。#NetGalleyJP2024/08/18
ともりぶ
4
恋愛小説は苦手だけど、この超短編は好き。各ページのイラストも良い。2025/03/08
ひろんこ
4
切ない素敵な140文字の世界 最後の短編好きだった。本当に何を読んでも素敵✨2024/08/28
白としろ
1
一番の友達でいればよかった。さよならを紡げない。これで最後と決めて恋をした。きっと永遠に両思いになれない。恋はいつも少し足りない。恋愛対象として見てください。バイバイ、世界で一番好きだった人。白百合に溺れる。セリフはきっと一つだけ。2025/01/03
纚音
0
TikTokで読んでいて好きだったので購入。図書館で借りる程度でよかったかも、買って損ではないけど。 140字と短いからこそ自分で想像できる部分が多いのが嬉しい。かつ、さらっと読む事ができキュン不足解消になった。甘酸っぱい恋の雰囲気を味わうことができ、楽しかった。2024/09/02