ビーズログ文庫 翠天後宮の降嫁妃 ～その妃、寵愛を競わず平凡を望む～【電子特典付き】

著者名：風乃あむり【著者】/起家一子【イラスト】

KADOKAWA（2024/07発売）

• ISBN：9784047379640

内容説明

とある事情を持つ大国の公主・桃英は、『普通』の幸せを求めて小国翠山 に降嫁した――
はずが、王太子・星狼はなかったはずの後宮を復活。
契約違反を問い詰めると

「あなたを唯一の妻とし、生涯愛し守り抜きます」

と溺愛宣言!!
他に妃がいるのに心にもないことを……
ならば寵愛など不要、と開き直る桃英だが、この後宮、想像していたのと違うようで!?

【電子特典は、星狼が熱を出し、懐かしい夢を見る風乃あむり先生書き下ろしＳＳ「熱」を収録！】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なみ]

ある秘密を持つ大黄帝国の公主、桃英は、翠山国の王太子、星狼の妻となる。 最初は後宮を復活させた星狼に対して腹を立てていた桃英だが、徐々に彼の思いやりに気づいていき──。 桃英と星狼はもちろん、他の妃たちや桃英の兄である熹李など、魅力的なキャラクターが多く出てきました。 キャラクター同士の関係性の描き方も素敵です。特に桃英と夏泉の関係性がすごく好き！ 今まで読んだ中で、一番優しい後宮ものでした。

2024/07/26

[猫茶]

イラストレーターさんが好きなので購入しました。良かったです。後宮の秘密が明かされるシーンでは思わず泣いてしまった。秘密を持つ人たちが身を寄せ合う、そんな素敵なお話でした。

2024/12/22

[よっしー]

読んでいくうちに予想はついたものの、よくありがちな後宮＝ドロドロの愛憎劇、とは一味違っていて良かった。続き、というかスピンオフが読みたい感じ。

2024/12/11

[白里りこ]

主人公の桃英様はじめ、登場人物たちそれぞれに魅力を感じることができる、素敵な本でした。

2024/09/15

[愛華]

最近思うのは、これで完結なのか、それとも次が出るのかわからないこと。話は綺麗に終わってる。なら手放しても良いが、続きが出るなら持っておきたい。どっちなのか。売れ行き次第、なんだろうが読者としては困る。後宮があるとは聞いてない、でもあなたが唯一。その始まりがどういうことなのか気になったのとレーターの方が久しぶりに挿し絵をされてたので購入。面白かったです。後宮の経緯もそういうことかと。続きがあれば読みたいです。

2024/07/13