増補改訂版 霊能一代

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増補改訂版 霊能一代

  • 著者名:砂澤たまゑ/内藤憲吾
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 二見書房(2024/08発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576240046

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内容説明

伏見稲荷大社が認めた最後のオダイ(行者)・砂澤たまゑ。
彼女の生涯、そして神様との接し方などを語った伝説の一冊がついに待望の復刊!

伏見稲荷のオダイが辿った数奇な運命の物語。
稀有な霊能者が語るお稲荷さんの不思議な力と神秘体験の数々……

この本を読まれて、
神様は本当におられ、
一心に信心すれば、
どのようなことを叶えてくださるのか。
本当の霊能者とはどのようなものかを、
少しでもお分かりいただけるなら嬉しく思います。
 ――本文より

【目次】
増補改訂版まえがき 復刊に至るまでの奇妙な出来事
はじめに
第一部 神様に導かれて歩んだ
一 不思議な声が聞こえてきた
二 信仰心の芽生え
三 霊能者だった祖母
四 大阪で働き始める
五 満州からの奇跡的な生還
六 本格的な行の生活に入る
七 お堂建立
八 稲荷講社に入る
九 百日断食に挑む
十 子育ても修行
十一 三丹支部の設立
十二 歌詠む日々
十三 内記稲荷神社に移る
十四 お塚を建立する
十五 内記稲荷神社を離れる
第二部 信者さんたちとともに歩んだ道
十六 神様は目に見えない
十七 お稲荷様は生き神様
十八 お稲荷様は名医
十九 お稲荷様は「ほどこし」の神様
二十 人を導き、人を結ぶ
二十一 自然が神様
二十二 神様と本当の信仰心
おわりに
増補改訂版『霊能一代』の註
【追記】最晩年の砂澤
増補改訂版のあとがきに代えて 砂澤は「生きていた」

オリジナルでは触れられることのなかった、砂澤たまゑの最晩年の様子などの新情報も追加された「増補改訂版」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

道楽モン

28
霊能者の人生は壮絶だ。スピリチュアル系に眉をひそめる御仁も、本書を手にとって欲しい。全国の稲荷神社の総本山である京都・伏見稲荷で、オダイとして神と人の架け橋を務めた女性の一代記。ネオ宗教にある押し付けがましさ、自己啓発系にある根拠のない今生利益の空手形も無い、自然と神と人間における関係性が歴然とある世界観。頭の中で常に神による司令を受け、精神を保つために荒行をせざる得ない人生。奇跡譚は無数、本書の中では当たり前の現象として描かれる。時系列も事実関係も混乱したインタビューテープをまとめた上げた労作。祝復刊。2024/06/01

ワッピー

22
復刊ドットコムで知って手に取りました。伏見稲荷のオダイとして修行をし、大神様のメッセージを伝え続けた砂澤たまゑさんの語り。その生い立ちから何度も自死を試みたが果たせず神の道に入るまでの葛藤、そして各地に教会を建て信仰を集めるまでの修行の日々を内藤憲吾さんが聞き取ったもので、この復刻版を出すにあたって事実関係やその後に判明したことを補っています。幼少期から牛の胎内にいる仔牛の性別が見えたり、ケガや大病で死にかけたこと、満州から奇跡的に帰れたこと、20代に入ってから本格的な修行をし、自宅と伏見を往復し、 ⇒2024/08/29

いちろく

17
紹介していただいた本。京都伏見稲荷の霊能者オダイである砂澤たまゑ氏にインタビューした内藤憲吾氏が記した本の復刊増補改訂版。私自身はスピリチュアル的な面での興味は希薄だが民俗学的な面では、いわゆるお稲荷さんの総本社のお代の人生という点で興味深い内容だった。語り口調でもあり読みやすかった。余談であるが、内藤憲吾氏の『稲荷さんと霊能者』の発売以降、絶版の元本が最高で80万円の値がついたことに至った経緯を含め、現代の信仰や本の価値についても改めて思う部分もあった。手頃な値段で復刊されて読めたことにも感謝を。2024/05/29

アカツキ

12
霊能者・砂澤たまゑの生涯と霊験を当人から聞き取ってまとめた本。オリジナル版の誤りの修正や補完をして、出版前後の話を追加したもの。すごく面白かった。勝ち気な砂澤さんと遊び心のあるおおらかな神様の会話が楽しい。信者との夜中の参拝は大人のピクニックのようで楽しそうでいいなと思ったが、治安問題で中止になってしまって残念。神様は人が一番怖いと言い、砂澤は怒った神様は怖いという。まぁ、どちらも怖いよね。2025/08/11

わんこ

3
偶々書店で手に取り、興味を持って購入。引き込まれて一日で読んだ。伏見稲荷の神様のお代として生きた砂澤さんの生涯を聞き取り本にされた。著者の方の苦労も客観的な注釈も合わせて書かれており、こうして私でも買って読める本になったことを有り難く思う。しかし、やはり目に見えない世界はあるんだ。霊感など全くないがきっと私も神様やご先祖様に守られているということは確信している。少しでも心を綺麗に生きなくては。2024/02/16

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