内容説明
見知らぬ場所で目覚めたルチェラ。
そこは美しくも尊大、暴風公爵と悪名高いカイの屋敷だった。
カイは現在皇帝殺しを疑われている。
潔白を示すには現場に倒れていたルチェラだけが頼りらしいが――ルチェラは記憶を失っていた。
記憶を取り戻すため、ルチェラは事件に関わる場所を連れ回されることに。
解放されたい一心で従うが修道院で虐げられた辛い記憶まで蘇る。
だがカイは過去も肯定し、ルチェラを必要としてくれた。
噂とは裏腹に真に国を思うカイを助けようと真相に迫るが、思いがけずルチェラの秘密も暴かれ――。
==登場人物==
ルチェラ
皇帝が死亡した現場近くに、修道服を着て倒れていた。
感情が高ぶると金色に光る特別な瞳には、皇国の根幹に関わる秘密が隠されていて――?
カイ
マルジョッタ皇国の皇帝を支える八公爵の一人。美青年だが傲岸不遜。
領民の生活向上のために改革を進めているが、その強引さゆえになかなか理解されない。
※紙書籍初版&電子特典として、書き下ろしショートストーリー【暴君公爵と無敵の賭け事】を収録
詳細は紙書籍の帯、電子書籍の巻末をご確認ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬野
4
作者さん二作目。記憶喪失の修道女ルチェラと、不遜な公爵カイが冤罪を晴らそうとする謎解きファンタジー。ルチェラの感情が途中で追えなくなり「何かわちゃわちゃやってんなー」と遠くから眺める読み方になってしまった。序盤のカイの悪すぎる印象が挽回されなくて厳しい。有能でも言っちゃ駄目なことはあるやろ…顔がいいから何なん?の気持ちにもなる。トマトの件はフォローがないとただ辛いだけでは。目の色の変化=魔女と思われるようになった経緯も不明で、終盤の展開にも納得できず。あと普通にカイよりメルベイユの方が良くない?星:3/52024/08/05
トラママ
1
うーん。 イマイチ。2024/08/31
ひたり
0
流行りのなろう系長文タイトルにしたかったんだろうけど、内容に合ってないので意味がないのでは。溺愛ではないし暴君も別に作中にワードとして出てないような。話が複雑すぎず、読みやすいのは良かったけど、地の文のノリが合わないことが多かった。ヒロインもあんまり好きではない。色々とフォローがないままだったり、肝心の記憶喪失や選定の儀も投げっぱなしなので続きを出せるようにしてるのかと思うが、出ても読まないかなと思う。2024/11/16
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