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内容説明
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ちょっとフクザツな3人の、心温まる日常。
高校生のクレベールは、知的障碍をかかえる兄・シンプルと、
親元をはなれ、パリで暮らす決意をする。
弟の不安をよそに、シンプルは、
ウサギのぬいぐるみのパンパンくんと遊んでばかり。
シェアアパルトマンで学生たちと共同生活をはじめると、
2人の日常は、どんどんフクザツになっていき――。
国際アンデルセン賞受賞作家による、兄弟の絆の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
長くつしたのピッピ
14
障碍のある兄を施設に入れたくない一心で、学生たちとシェアハウスに住むことにした弟。兄の言動に悩まされながらも、兄を思う弟の気持ちが切ない。けれども、現実問題として、若い弟一人で背負うには荷が重いだろう。社会の理解も難しい。YAなので、負の部分にはあまり触れていないが、その後の兄弟を思うとやるせない。2025/03/24
his
6
たまらない…何度涙が滲んだことか。福祉の仕事に携わって結構長い。こういう人達の為に、私達は居るのだと再確認。福祉とは何か、を問われている気がした。悪意なく万引きをするシーン、胸が張り裂けそうだった。号泣する1歳3歳を抱えてフードコートで絶望していた時に声をかけてくれたおばちゃんを鮮明に思い出した。デューさんはまさに神だ。わたしは社会資源を提供する側だから、ソーシャさんの言うことも物凄く頷ける。方法はひとつでは無い、道もひとつでは無い。これは決してハッピーエンドではない。これからも延々と続く問題提起の物語。2024/10/06
shoko.m
5
高校生のクレベールは、知的障碍のある兄シンプルとパリで暮らすことにする。親がシンプルを施設に入れたのに耐えかねたのだ。なんとかシェアアパルトマンを見つけたクレベールとシンプルたちの共同生活は……。クレベールが単なるヤングケアラーのような役割に終わらなかったことにほっとする。どんどんフクザツになっていく登場人物たちの心情の描き方が軽妙で緻密で、とても好き。これはお奨め2024/10/16
sayaka
2
よかったです。クレベールの揺れる気持ちやルームメイトたちの自然な変化がとても丁寧に描写されていて、どんどん読み進められました。パパは残念だけど、受け入れてくれる周囲の人たちが温かくてうるっときます。児童書というより大人向けかな。2025/01/19
Olga
2
ザバの家で出される料理とお菓子が気になった。2024/09/19
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