文春文庫<br> オリンピックを殺す日

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文春文庫
オリンピックを殺す日

  • 著者名:堂場瞬一【著】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 文藝春秋(2024/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167922436

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内容説明

スポーツビジネスの闇に一石を投じる、衝撃的サスペンス!

スポーツ新聞の記者菅谷は、オリンピック取材を仕事の矜持としてきた。
そんな中、大規模なスポーツの祭典「ザ・ゲーム」が
アテネで開催されるという情報をキャッチする。
情報が全くない大会の取材に乗り出した菅谷だが、
関係者は一様に口をつぐむばかり。それどころか近年のオリンピックや、
メディアとスポーツの関わり方に疑問を呈される。
出場者も多くは語ろうとしないが、選手にとってザ・ゲームが
理想的な大会であることを匂わせるばかりだ。
そして関係者が口々に言う主催者の「彼」の理念とはいったい何なのか…。

メディアを一切排除した先にあるスポーツイベントに翻弄される菅谷。

「スポーツ」と「メディア」、「巨大スポンサー」。この構造を崩し、
「オリンピック」を壊そうとする首謀者は誰なのか。
菅谷は、謎の組織の正体を暴けるのか。

パリオリンピックを目前に文庫化!

解説=西村章(スポーツジャーナリスト)

※この電子書籍は2022年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

タルシル📖ヨムノスキー

21
元々スポーツは話題作りのために結果だけ押さえておけばいいと思っている私。別にスポーツ自体もそれを観る人も否定はしませんが、2021年に力技で開催された東京オリンピックは、間違いなく私の中での「スポーツ離れ」に拍車をかけました。この物語のテーマの一つだと思われる「オリンピックは誰のための大会なのか」。東京や昨年のパリオリンピックのゴタゴタを見ていると、少なくとも選手のためではないなと。この物語、選手以外のスポーツでメシを食っている人たちからは大顰蹙かもしれませんが、こういう問題に真剣に向き合う時期なのかも。2025/03/01

ライアン

3
オリンピックと同じ時期にぶつけた「ザゲーム」という謎の大会が行われるが・・・という内容。マスコミの問題やいろいろお金が絡んでいたりとオリンピックにはいろいろあり考えさせられる。選手ってそんなに取材されるのって嫌なもんなのか。マスコミといってもいろいろあるが。実際権威という部分においては、こうはならないと思うが。山城とか他作品のキャラが登場したのは良かった。2025/08/27

しぇるぱ

3
次のオリンピックが某都市で行われるのだが、近い日程でぶつけてくるスポーツイベントがあるらしい。現役を引退したトップアスリートで作るSHQと巨大IT企業ネイピアが、新しいワールドスポーツ大会「ザ・ゲーム」を開催するらしい。趣旨は、スポーツマンの間でオリンピックに違和感を抱くようになったこと。オリンピックはスポーツ貴族にリベートの金が乱れ飛び、広告代理店が運営を握り、テレビネットワークの買い取りにひれ伏している。無観客で、テレビ放送なく、インタビューなく行われるイベントなのだ。インターネットで動画を提供する。2024/09/05

hiyu

2
本書で示されたメッセージは明確である。このメッセージに対象となった機関等はどのように反論するのだろうか。もちろんありきたりのものは思い浮かぶが。ただ、ザ・ゲームに継続性があるかというと疑問がないわけではない。2025/02/04

Akio Aratani

1
金儲け主義のオリンピックを斬る2024/08/11

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