ポプラ文庫 日本文学<br> 下町人情銭湯 明日の湯

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ポプラ文庫 日本文学
下町人情銭湯 明日の湯

  • ISBN:9784591154205

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内容説明

東京は浅草、浅草寺近くに昭和のはじめから存在する銭湯「明日の湯」。 三代目の三助は現役の大学生。失踪した父親のかわりに毎日番台に掃除にと、雑務に駆りだされる日々。そのせいで彼女もできないし、就活はおろか、単位も危ない。時代遅れの銭湯なんか継ぐ気はない――のに、毎日珍客が訪れ、三助はしぶしぶ彼らの悩み解決に手を貸すことに――。温かなお湯と人情が疲れた心と身体をあたためる、ほっこり銭湯ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

112
明日町こんぺいとう商店街の一角にある『明日の湯』は時代遅れの銭湯だ。失踪した父の代わりに銭湯を継ぐ気になった三代目の三助を中心に、明日の湯を訪れる人たちとの交流を描いた作品。◆全体的にはぬるま湯って感じかな。ほんわかはしてるけど、暖かくまではない。嫌味もなにもないけど、もう少しピリリとするものがあってもよかったかなぁ。/続編を匂わせているのだろうか、美人絵師との恋の行方や、父の借金はどんなふうになるのか...謎を残して終了。◆町の銭湯を常用した経験はないが、銭湯にまつわるちょっとした知識が身につく。2020/08/05

りゅう☆

86
『明日町こんぺいとう商店街』からの文庫化を読友さん情報で知りget!銭湯3代目継承決意した三助。了平さんの孫の不登校理由を明かしたり、明日の湯を聞き回る変な女の正体を突き止めたり、喋らない外国人子供の両親を探したり。ある日蒸発した父が現れて3代目を継ぐと言う。しかも身勝手な理由に納得いかず腹立たしい。だがプロポーズ再現で失くした銭湯の神様を取り戻し一件落着。三助って行動力あるのね。ちょっとした謎を解いたり知られざる過去を垣間見たり。そこに下町ならではのホッコリさあり。そして小希との恋の行方は?続編に期待!2019/12/21

yanae

67
明日町こんぺいとう商店街にでてきた明日の湯。単独で一冊になってたので手に取ってみました♥️1話目のみ既読。銭湯が舞台。銭湯を継ぐと決めた三助のドタバタ劇。絵師の小希さんも引き続き出てくるし、仲間内も。三助のとーちゃんは、まったくもう。って感じだけど、これからも頑張って続けてほしい。楽しい一作でした。2018/02/22

ぽのぽの

51
アンソロジー『明日町こんぺいとう商店街』に収録の「明日の湯」改め「ショートホープ」を含めた5篇の連作短編集。東京下町の銭湯を舞台に、レトロ感ただよう人情劇。ちょっぴりミステリ仕立てなのも読んでいて楽しい。主人公の三助は大学生。家族経営の銭湯を継ぐ覚悟を決めて日々奮闘する。風呂屋が舞台だから、というわけでもないけど、ぽかぽかと心温まる話だった。長年失踪していた父親が帰って来た最終話は唯一ギクシャクした。とんだ放蕩オヤジだ。でも何やらウラがありそうです。続編を読みたい。2026/06/23

しょこ

37
以前読んだ『明日町こんぺいとう商店街3』の中でも好印象だった(残念ながらど忘れ)「明日の湯」が一冊の本に☆こりゃ読むべ!とさっそく予約。受け取り…表紙渋ーい。笑。主人公は大学生だし、もっと若々しい話なんだけどね。クスッと笑え心もほっこり銭湯を舞台にした短編集。いやー、「銭湯の神様」のあの人物の人でなし&人たらしっぷりにゃ驚き。割に穏やかな周囲にさらに驚き。心のダムがデカすぎやしないかい?神様の戻ったあの日に、多くの人で賑わう銭湯の様子は想像するだけで心がじんわりした。そして煙突からは続編の香りが漂うのだ。2017/08/01

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