「シニア」でくくるな! “壁”は年齢ではなくデジタル

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「シニア」でくくるな! “壁”は年齢ではなくデジタル

  • 著者名:原田曜平【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2024/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296205363

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内容説明

日本の若者研究の第一人者であるマーケティングアナリストがシニアを独自調査
健康・お金・人間関係の悩みなど……リアルなシニアの実態が浮き彫りに!
これから黄金期を迎えるシニアマーケティングの新常識が学べる1冊

この本は「シニア世代のマーケティング」について書かれた書籍です。


著者の原田氏はこれまで培った世代分析の手法を駆使し、独自調査に基づいて現在のシニアの実態をあぶり出し、そこに「デジタル」という大きな壁があることを突き止めます。そこから、現代のシニアが本当に生き生きと暮らせる方法を導き出し、目前に控えた「史上最高・最大級の高齢者マーケット」の攻略法について様々な角度から提案します。

高齢者は、単に人口割合が多いだけでなく、消費割合でも主要プレーヤーに躍り出ています。それゆえ、広告やマーケティングの世界で、高齢者をこのまま放っておいてよいわけはないのです。
既に2025年へのカウントダウンが始まっています。本格的なマーケティングがいまだ行われていない、未踏の高齢者市場に切り込むのは今をおいて他にはありません。

目次

第1章 アクティブシニア信仰はなぜ崩壊したのか?
:平成アクティブシニアバブル勃発
:戦争をくぐり抜けた世代は価値観が異なる ほか

第2章 タモリはキネマ、たけしは団塊、さんまはしらけ
:■昭和一桁世代 90歳~94歳(2024年時点で筆者分類、以下同)
:■戦後焼け跡世代 85歳~89歳
:■キネマ世代 78歳~84歳
:■団塊の世代 73歳~75歳
:■しらけ世代(ポパイ・JJ世代) 64歳~74歳
:■新人類世代 59歳~63歳
:■バブル世代 54歳~58歳

第3章 高齢者調査から見えたのはデジタルの壁
:希少データで明かす高齢者の「現在」の実態とは
:デジタル高齢者は「懐具合が良好」
:「健康」「お金」で悩むデジタル高齢者

第4章 高齢者は「8パターン」 アプローチ法 決定版
:ペルソナ1 健康意識が高く、レジャーを楽しむ「引退人生謳歌おじ」
:ペルソナ2 社会貢献意欲の高い「ボランティアおじ」
:ペルソナ3 ミーハーで美容意識の高い「生涯アクティブウーマン」 ほか

第5章 デジタル高齢者マーケティング実践編

第6章 【特別対談】和田秀樹×原田曜平
「80歳の壁」から見た、シニアにおける「デジタルの壁」の重要性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

6
日本で最もお金を持っているのは、高齢者・シニア層だという。財布の紐は固いという通説があるシニア層をターゲットとしたマーケティングに関する話である。高齢者に関して、しっかりと調査し、分析することにより、ひとくくりにシニア層といっても、団塊の世代などの世代層の区分や、デジタル機器を日常利用しているなどの要素による8つの区分に応じて、マーケティングを考える必要がある。医療の現場でも、経済的な観点からでも、高齢化対策と大まかにくくってしまうのではなく、一定のクラスターに応じた対策を考える必要がある。2024/08/07

akanishi

3
う~ん。シニアでくくるな、までは同意。じゃ、どうくくるべきか、が粗雑。2025/04/19

ぺーはーせぶん

1
すて。文類参考。2024/10/26

towerofthesun

1
「(PCやスマホを持つ)デジタル高齢者は可処分所得が高く狙い目」というのが大雑把な要約だが、それは強い相関関係はあっても因果関係が逆なのでは。可処分所得が高く生活に余裕がある層がデジタルリテラシーが高い人が多いだけじゃないかな。そうだとしても、実はデジタルチャネルがタッチポイントとして重要というインサイトはあった。2024/10/16

スゥチーン

0
著者は博報堂マーケ出身。高齢者をスマホ・PCが使えるデジタル高齢者か否かで大きく2分し、彼らの潜在マーケットの大きさを具体的なデータを示して浮き彫りにしている。2025年に、団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者になった。65歳以上の前期高齢者と合わせると3600万人。まずは彼らの生年代で昭和一桁、団塊、ポパイJJ世代などに分類。加えてデジタル能力を加味しながら、ボランティアおじ、生涯アクティブウーマン、孤独デジタル難民などのペルソナで分類。既に高齢者アプローチしている企業具体事例が一番面白かった。2025/08/16

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