食堂生まれ、外食育ち

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食堂生まれ、外食育ち

  • ISBN:9784584139967

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内容説明

作家・エッセイスト平松洋子さん推薦!!「気配をスッと消し、食の現場をニヤリと斬る。選ばしし外食者の至芸がすごい。」
外食歴50年超の著者が綴る異色の外食エッセイ!
一口に「外食」と言っても、いろんなシチュエーションがある。子供の頃に親に連れていかれたデパートの大食堂。夜遅く仕事帰りに一人で入る牛丼屋。ここぞというデートや記念日に予約して行ったレストラン。気の置けない仲間と行く居酒屋。たまの贅沢のカウンターの寿司屋。出先でたまたま入った定食屋。近所のなじみの中華屋や焼き鳥屋……。誰もが心当たりあるような懐かしくも愛しき「外食の時空間」への旅が始まる!カバー&本文イラスト描いたイラストレーターおくやまゆかさんのイラストが最高に愉快で幸せになります!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみのすけ

29
食に関する小説、エッセイが好きなので、タイトルと目次を見て、すぐ手にした。大阪の食堂の息子として育った著者が幼少時代の食堂(うち)での出来事から、心に残っている外食メニュー、大将や女将さんの話、取り皿、BGM、ドングの向きなど、食に纏わるありとあらゆる話題が49編書かれている。私は常にお客さんの立場でしか考えたことがなかったが、著者は食堂を営む両親の元で育ったので、取り皿、大勢のお客様が急に来店することへの章はレストラン側の視点でも述べられていて、確かにそうだよね〜と思い読んだ。2024/08/17

おかむら

24
大阪堂島で大衆食堂を営む一家に生まれ、夕食はその店のメニューを店で食べていた外食歴50年超の筋金入りの外食育ちの著者による外食にまつわる古今東西アレコレエッセイ48本。著者(1964年生まれ)とまあまあ歳も近いのでなんかワカルこと多しでとっても楽しい。この著者の方、妻が重版出来の松田奈緒子です。以前「字が汚い」って自分の字の汚さと向き合うルポ(こちらも楽しい)読んだ時も、えっ奥さん松田奈緒子!って思ったハズなのにすっかり忘れてまたびっくりしてる自分が情けないよ…。2024/08/25

みんな本や雑誌が大好き!?

0
著者の実家は大阪堂島の大衆食堂「丸万」。町中華というか、メニューに寿司や天ぷらもうどんも蕎麦もあったとのこと。一階が店舗で、二階、三階が店員や住居スペース。一時はトイレが一階にしかなく四苦八苦することも。母親は接客係で料理は父親が。「おふくろの味」の考察やら、自宅での食事はメニューから選び、ハンバーグ定食はなかったので、外食で初めて知る、あこがれの味だったとか……。 そんな子供時代から今日までの「外食」の思い出などを綴った、ある種、ユニークなグルメ(?)探訪記です。2024/10/25

kia_twt

0
外食にまつわるエッセイ。 「近所の店」としてでくるのが下北沢の飲食店で、チェーン店以外は実名が出てないのだけど、どの店のことかなと一生懸命考えてみる。2024/09/26

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