コミックス単行本 Fライフ増刊 T・P本～アニメ「T・Pぼん」と藤子・F・不二雄の世界

著者名：藤子プロ【監】

小学館（2024/07発売）

• ISBN：9784091794475

内容説明

「T・Pぼん」最新アニメ＆原作完全大特集

●Netflixシリーズアニメ「T･P(タイムパトロール)ぼん」総力特集
・キャラクターデザイン・佐藤雅弘 描きおろしピンナップ
・ノンクレジットOP映像ピンナップ
・監督・安藤真裕／脚本・柿原優子／メインライター・佐藤大インタビュー
・種崎敦美／若山晃久／黒沢ともよ／宮野真守／大島ミチルスペシャルコメント
・シーズン1＆シーズン2全話総覧
・レア資料満載・キャラクターメカニック図鑑＆背景美術図鑑
・最新グッズ情報

●生誕90周年のすべてが見渡せる！ 藤子･F･不二雄 “タイムマシン”大年表

●同行者の新証言で綴る！ 藤子･F･不二雄WORLD旅行記

●原画で味わう、「T・Pぼん」緻密な描き込みとこだわり原画ギャラリー

●｢T・Pぼん」大好き！ Wインタビュー：　山崎貴／ヤマザキマリ

●特別寄稿：上田誠／瀬名秀明／松岡茉優／切通理作

●原作深掘り企画：もっと知りたい！「T･P」探偵団

●作品横断特別企画：ドラえもん・SF短編・キテレツ大百科・チンプイほかタイムトラベル系F作品くらべる図鑑

●恒例巻末企画：マイベストFアンケート

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

Netflixシリーズ『Ｔ・Ｐぼん』は、原作愛を感じさせる、実に好感の持てるアニメ化だ。本MOOKのスタッフインタビューを読むと、その好感が実感となるのだ。メインライター・佐藤大のリーム愛に対して、シリーズ構成・柿原優子はユミ子推しで、ゆえにシリーズを通してバランスの取れた構成になっているのがわかる。また、原作リスペクトでありながらも、シーズン２ラスト２話をオリジナルストーリーにするという野心も窺え、アニメ化の意味を逆にファンに問う姿勢もいい（原作は未完であり、そういう意味で（つづく）

2024/07/24

[kei-zu]

ネトフリで配信のシリーズ、OPには冒頭から打ちのめされ、古代の遺跡を背景にタイムボートが飛ぶ描写には目頭が熱くなりました。本編も丁寧な作りで、自在に飛ぶタイムボートに豪華な劇伴。自宅に帰ると、ちょい年上の女の子が待っているなんてドキドキします。「みんなリームへの愛を熱く語るんです」とは、シリーズ構成の柿原優子さんの弁。だってねぇ。オリジナル脚本のシリーズ最終２話は傑作。最後の５分で、やっぱり泣く。

2024/08/31

[ドラマチックガス]

買ったはいいものの息子たちに奪われずっと読めなかった本をようやく奪取。藤子先生の超名作T・Pぼんが日の目を見たのは素晴らしいこと。でもアニメはいまいち（絵が苦手なのと、ブヨヨンの声が致命的にあっていないと感じた。いい声優さんだけれども）。アニメ関係の話が多いなか、データブックとして楽しんだ。

2024/09/01

[めかぶおじさん]

NetflixアニメT・Pぼんシーズン2を鑑賞後に購入。シーズン１・２の各話のシナリオ紹介や設定資料集にはじまり、藤子・F・不二雄氏９０周年のタイムマシン年表、世界旅行記、ドラえもんのひみつ道具くらべる図鑑など盛りだくさんでした。特に世界旅行記ではT・Pぼんでぼんが任務で訪れた場所を取材されており貴重なお写真を拝見できました。この一冊で藤子・F・不二雄ワールドにどっぷり浸かれます。

2024/07/18

[Kuliyama]

恥ずかしながらT・Pぼんについて最近知って手にしました。拝読して藤子・F・不二雄先生の偉大さを再認識しました。素晴らしいです。

2025/01/06