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内容説明
AI時代の子育ては“祖父母”がキーパーソン!
この本は、トリセツシリーズの一環として『孫のトリセツ』と名付けられているけれど、実のところ、孫のトリセツではありません。
私たち祖父母が、AI時代を生き抜く孫たちのためにすべきことが書かれています。
ヒトの脳には、ゴール指向型とプロセス指向型という2つの思考回路が内在しています。
元来、子育ては、ゴール指向で行われるもの(正しいやり方を教え躾しつけて、さっさと一人前にするもの)だったのですが、AI時代に人類に求
められる能力はプロセス指向でしか伸ばせません。
そして、脳の特性上、親がゴール指向型、祖父母がプロセス指向型になる傾向が。
つまり、ここにきて、祖父母のセンスが、子育ての鍵になりつつあるわけ……!
私たちは、新しい時代の第一世代の祖父母になったのです。
孫をどうこうする前に、20世紀型の子育てをしてきた私たちが意識を変えなくては始まらない。
というわけで、『孫のトリセツ』と銘打っておいて、意識改革をお願いする本……あしからずご了承くださいませ。
共に未来を拓ひらくために、どうぞ、この本のページを開いてください。
(本書 序文)
【目次】
■はじめに~孫の人生は、祖父母の手にゆだねられている~
■第1章 人類が、生殖能力がなくなってもなお生きる理由
■第2章 祖父母の心得
■第3章 現代育児用語集
■第4章 孫との付き合い方
■おわりに~孫に心の翼をあげよう~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tamami
61
「AI時代の子育ては祖父母がキーパーソン」という語句が目に付き、小学生の孫たちへの対応にと手にしたのだが、前半は著者の2歳になるお孫さんの事例を中心に、(幼児期の)子育てのあり方について詳述されていて、それはそれで大変納得させられた。著者は、AI時代を生きてゆく孫たちへの対応の心得として、彼らが生きていく上で基となる「心理的安全性」を育むためには「甘やかす」ことが第一であると記す。後半は、学校入学以降の子どもも対象にしたトリセツが、教育と脳との関わりの中でユーモアたっぷりに記されていて、大いに参考になる。2024/09/12
ヨハネス
10
うちは孫がいないけど。友人に初孫ができたのと、姪が結婚しそうなので気が早いが読んでみた。孫というより新米パパママのために書いたそうだ。母乳が出ない、夜寝てくれないなど悩みはいくらでもあるからね。大人が困ることを幼子がやるのは全く悪気が無いから、気持ちは受け止めてあげること。今の新生児は背中を丸めてぐるぐる巻きにするとか電動鼻水吸引機が必須とか、あたしの世代で知らなかったことがいろいろあるのも面白い。受験生の孫のためにおすすめのスープ、簡単そうなので自分のために作りたくなった(だしパック+卵)。2024/09/26
funuu
9
自分の孫を息子夫婦と同居して4人で育児をしている話。金持ちの自慢話な感じもします。 しかも日中は高額な保育所。 おそらく月20万くらいに月から日曜日まで預けている。 殿様か2024/06/30
ほじゅどー
8
★★★なぜ孫はかわいいのか?祖父母は生殖本能も低下しており、孫に多少手がかかろうが、子育てに焦燥感がなくなるから。(父母は思い通り行かない子育てに脳がイラつきがち。)祖父母は孫も(孫の親も)かわいがろう。若い母親は命がけで世間体を気にするので、祖母はすこし図々しくなってあげよう。ちなみに紙の読書とタブレットの読書では使う脳の回路が少し違い、紙のページを送りつつ文字を追ったほうが空間認知と身体制御を司る小脳も使うので、描かれている世界観をリアルに想像しやすく勘も働きやすいんだそう。孫には紙の本を。2024/12/12
みっぴのぱぱ
2
むかしから「来てうれしい、帰ってうれしい」と言われる孫。孫は可愛いにきまっているが、孫の成長とともに、ジジ・ババはそのパワーに圧倒され疲れてしまうのも事実。この本に書かれているように孫をうまくいなしたり、誘導したりする技を身に着け、孫から慕われるとともに孫の親を援助できるようになりたいね。2025/01/22