機嫌のいいチームをつくる

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

機嫌のいいチームをつくる

  • ISBN:9784799330739

ファイル: /

内容説明

侍ジャパン前監督・栗山英樹氏推薦!
「実績と学び続ける姿
これほど相反するものはないと思うが、
見事に実行し続ける姿こそ、選手誰もが慕い、敬する要因。
私が絶対的に信用した理由がここに記されているのだ!」
栗山英樹


心理的安全性が一人ひとりの可能性を引き出す
WBCで投手コーチとして侍ジャパンと共闘し、
千葉ロッテマリーンズで監督として就任初年度で前年5位のチームを2位にまで引き上げた
吉井理人監督による「自ら伸びる強い組織=機嫌のいいチーム」の秘訣とは?


「本書では、選手が主体的に「勝手に」成長していくための環境を整え、すべての関係者がチームの勝利に貢献できる心理的安全性の高い「機嫌のいいチーム」をつくることの重要性を説く。そうしたチームこそが「強い」のであり、リーダーにはそのための力量が求められるのである。
就任1年目だった2023年に、監督とは何かを考え、実践し、失敗し、学び、さらに考えるという果てしないループから体得した監督としてのあり方を、とくにビジネスパーソンに向けて伝えたい。プロ野球の世界とビジネスの世界。一見すると違いが大きいようで、組織をまとめるリーダーのあり方については、実は多くの共通点がある。
采配という「意思決定」、コミュニケーションを通じて「心理的安全性」を担保すること、データを駆使しつつ時には「経験と勘」で決断すること......。本書で論じる内容は、きっとマネジメント層やリーダーの指南書としても参考になるはずだ。」(「プロローグ」より)


▼偶然のコミュニケーションを創出する

▼恐怖心より、適度な緊張感

▼理想の監督像は「目立たない」

こんな方におすすめ!
・責任感があり、リーダーとして役目を果たしたいビジネスパーソン
・野球が好きで、強いチームづくりに興味がある人
・教師やコーチなど誰かを教える、教育する立場にある人

著者
吉井理人(よしい・まさと)
千葉ロッテマリーンズ 監督。1965年生まれ。和歌山県立箕島高等学校卒業。84年、近鉄バファローズに入団し、翌85年に一軍投手デビュー。88年には最優秀救援投手のタイトルを獲得。95年、ヤクルトスワローズに移籍、先発陣の一角として活躍し、チームの日本一に貢献。 97年オフにFA権を行使して、メジャーリーグのニューヨーク・ メッツに移籍。98年、日本人メジャーリーガーとして史上2人目の完投勝利を達成。99年には、日本人初のポストシーズン開幕投手を担った。2000年はコロラド・ロッキーズ、01年からはモントリオール・エクスポズに在籍。03年、オリックス・ブルーウェーブに移籍し、日本球界に復帰。07年、現役引退。 08年~12年、北海道日本ハムファイターズの投手コーチに就き、09年と12年にリーグ優勝を果たす。15年、福岡ソフトバンクホークスの投手コーチに就任して日本一に、16年は北海道日本ハムファイターズの投手コーチとして日本一に輝く。 19年より千葉ロッテマリーンズ投手コーチ、22年よりピッチングコーディネーターを務め、23年より現職。また、2023WBC日本代表投手コーチも務める。一方、14年4月に筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻に入学。16年3月、博士前期課程を修了し、修士(体育学)の学位を取得。現在も研究活動を続ける。


<目次>

プロローグ まさかの監督就任

第1章 監督としての「心得」を定める

第2章 チームの「土台」をつくる

第3章 勝利を狙いつつ「育成」を推進する

第4章 「心理的安全性」を確立しチーム力を高める

第5章 チームを「勝利」に導く

エピローグ 機嫌のいいチームをつくる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なかしー

45
audiobook聞き放題。ロッテのドキュメンタリー映画観たのもあり、聞き読。メインイシュー:如何にして選手の主体性を持たせるか? 自主性と主体性の違い:自主性は指示や決められたことを率先して行う態度、主体性は自らの意志や判断に基づいて行動する態度を指す。著者は後者を重んじている。 そのために機嫌のいい≒心理的安全性のあるチームを作ることに監督として腐心する。言うのは簡単だがやるのは大変な事ばかりで、それを実践されている所に感服する。是非とも今年はリーグ優勝向けて頑張って欲しい。2025/03/18

でかぱんちょ

21
普段は全く読まないジャンルですが、今は無き近鉄バファローズのファンで当時クローザーとして活躍した吉井投手を応援していた自分にはとても興味深く読めた一冊でした。選手たちが「主体的に」「勝手に」成長していくための環境と、チーム全ての関係者が勝利に貢献するための「心理的安全性」を整えるのが監督の重要な仕事という言葉に大いに共感し、監督「吉井理人」のファンになりました。今年はぜひマリーンズに優勝してもらって監督の胴上げが見たいなあ!2025/02/15

しゅん

12
現千葉ロッテ監督の吉井さんが監督就任からチーム作りにおいて実践してきたことをまとめた一冊。ここ数年は仕事終わりに予定が空いていたら会社を出た瞬間にDAZNでロッテの試合を聞きながら帰っているロッテファンですが、ファンには見せない裏で吉井監督が行っていたチーム作りの極意が書かれており会社員としてチームを持つことになった人間としても非常に参考になる一冊だった。またどの選手に期待しているのかもわかりロッテファンとしても非常におもしろかった。安田、山口の覚醒を待ち望んでいます…笑2024/08/25

キ♡リン☆か

8
若い頃の吉井監督を知っているのでかなり丸くなられたなーという印象。日本でも成功し、海外でも経験を経て、野球界の生き字引とはまさに吉井監督ではないかなと思います。吉井監督の元ロッテも優勝してほしいですね。2025/02/10

ながや

8
キンドルでセールだったので買いました。めちゃくちゃ面白かったです。ピッチングコーチ(中間管理職)から監督(マネージャー)になることで、勝利が全てになったことからどうチーム作りをしていくかという内容で、ビジネスマンに置き換えられる思いっきりビジネス書でした。2024/7発売のためチーム状況もイメージしやすく、野球好きは飽きずにグイグイ読めると思います。主体性をコーチングで育てるやり方、なぜ監督が選手でなくコーチを教育すべきか、データと勘を使った采配のバランスが特に面白かったです。2024/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22052372
  • ご注意事項

最近チェックした商品