空に、祝ぎ歌

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空に、祝ぎ歌

  • ISBN:9784779007460

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内容説明

紛争で荒れ果てた国境の小さな村。復興からも取り残され、さびれていくだけに思えるその村に、5人の若者がいた。捨て子だったカーシャ、カーシャを気にかけるユーリ、荒れた農地の修復に励むサッコ、バスの運行業をはじめたエゴルの4人の青年と、都会から戻ってきた18歳の少女キーラ。希望を求め懸命に生きる彼らの運命は、一人暮らしの老女アニタの急死を機に、思わぬ方向へ動き出す。友情と裏切り、そして事件。彼らが見たものは夢か、それとも欲なのか。さまざまな葛藤の末ふと訪れる心の境地とは。心に静かな感動がひろがる物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ao

3
彼らの努力がいつの日か実を結ぶといいな。そしてその空には祝福の歌が鳴り響いていて欲しい。2012/03/07

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2
図書館本/国境の小さな村でいろいろ事件は起こる。この村の若者5人の運命は?帯にもある通り、それでも、明日はある。とてもゆったりとした物語ですが、最後には感動が🥹 2025/07/09

もみち

2
【図書館】田舎の村って感じがいい。それ故に裏切ったエゴルとキーラが異色で、悪役が読者と同じ側で語っているのがかなり不快だった。カーシャがキーラに向かって黒い黒いって叫んでくれてちょっと清々した。2015/03/09

Tamy

2
お金が変に転がっているとやっぱり何か狂って来るのかな。どこに祝ぎ歌が響くんだと思ったけど、結果的には響いていたか。エゴルの今後が気になる…。2012/02/20

紀梨香

1
作家名とタイトルから勝手に和ものだと予測してました。素晴らしい音感を持つカーシャと彼の周りの青年たち。ほろ苦くて優しい物語でした。2014/02/11

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