内容説明
沖縄戦が教えた真理「命どぅ宝」に魂が震えた丸木夫妻.それを絵に描きたい.「人間といのち」への深い鎮魂と洞察の軌跡をたどる物語.平和・協同ジヤーナリスト基金賞大賞,『キネマ旬報』日本映画ベスト3位に輝いた評判の映画を活字化.画家夫妻が未来へ残そうとした渾身の“ルポルタージュ絵画”は,どのように生まれたのか.
目次
まえがき
序章 『沖縄戦の図』との出会い
I 久米島
第一章 久米島の虐殺(1)(2)
最初の二枚は終戦後の島民の虐殺から始まった
第二章 亀甲墓/自然壕(ガマ)
墓で眠っていた先祖まで業火に焼かれた
闇の中でともったろうそくの炎
第三章 喜屋武岬/集団自決
少女たちの願い
沖縄戦は島民の「集団自決」から始まった
II 佐敷
第四章 佐敷で描き上げた[八連作]
最初のアトリエ
本島最南部で描きはじめる
第五章 暁の実弾射撃/ひめゆりの塔
沖縄では戦争は終わっていなかった
終わりなき基地反対闘争
火炎瓶事件のスクープ写真
地表に出てきた少女たち
III 首里
第六章 首里で描いた三作品
アトリエを琉球の古都の丘に移す
画面いっぱいに聞こえる死者のポリフォニー
手を下さない虐殺
天から地へと降りると
描きこまれた自画像
別章 奇跡の美術館
アートの力
どうしたら多くの人に見せられるか
佐喜眞美術館という小さな奇跡
第七章 ガマ/きゃん岬
“ルポルタージュ絵画”の真実
やられる側の人の姿は美しく描きたい
沖縄戦最後の舞台
根こそぎ動員された少年少女の最期
ぜったいおとさないように なくさないように
IV 読谷
第八章 [読谷三部作]チビチリガマ/シムクガマ
長い沈黙をやぶって
島民と共同制作
母子像は何を語るのか
二人のハワイ移民の説得
流れ流れて
第九章 残波大獅子
仕上げは戦後の読谷の人々と
琉球の芸能と文化に希望を託す
見つめる戦争犠牲者
絵が完成して読谷村で起きたこと
おわりに
主な引用・参考文献
図版一覧
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
チェアー
kitakama633
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