内容説明
「高校野球の常識を覆す!」を合言葉に、慶應高校野球部は107年ぶりに全国制覇を成し遂げた。彼らの「常識を覆す」チーム作りとは、どんなものなのか? なぜ選手たちは「自ら考えて動く」ことができるのか? 選手、OB、ライバル校の監督等、関係者に徹底取材。見えてきたのは、1世紀前に遡る「エンジョイ・ベースボール」の系譜と、歴代チームの蹉跌、そして、森林監督の「まかせて伸ばす」革新的指導法だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
17
107年ぶりの甲子園優勝で、大いに日本を盛り上げてくれた慶應高校野球部。舞台の裏では、これだけの人たちが工夫を重ねていたのかとあらためて胸が熱くなった。2024/12/06
ta_chanko
16
高校野球に革命を起こす。高校野球を人生のピークにしない。強豪校にありがちなトップダウンによる指導ではなく、選手一人ひとりに考えさせ、判断や決断を「まかせる」ことによって生徒たちの人間的成長を促す。勝利至上主義<成長至上主義。キャプテンは内部進学組・一般受験組・推薦入学組の複雑からなる部員たちをまとめ、チーム一丸となってKEIO日本一を目指す。メンバーに入れなかった者は、データ班・練習サポート・下級生指導などの役割を果たす。学生コーチ(大学生)の存在も大きい。これらをまとめるのが慶應幼稚舎教諭の森林監督。2024/09/30
Hammer.w
10
心に残ったフレーズは、 「エンドレス(いつまででもやってやろうじゃないか)」 「考えることが野球の醍醐味」 「天才は毎日が本番」 「数字や結果に表れなくても、人は成長している」。 「毎日が本番」という言葉は、野球だけでなく自分の生活スタイルにもつながります。 日々の積み重ねが未来をつくる。 そして「やってやろうじゃないか」という姿勢が、人を強くする。 仕事や日常にも生かせる気づきが多い一冊でした。2025/09/11
kintaro
4
野球はやはりやったり、観るものですね。その上で読むのが良いと思います2025/06/27
ヤエガシ
4
2023年の夏、慶應高校野球部の試合を観ていて「攻撃も守備も一人ひとりが、この場面における自分の役割を考えて野球やってる」感が伝わってきたのと、大舞台になるほど選手が緊張感を逆にエネルギーに変えている姿を見て、高校生なのにスゴイなーと感心したんですが、本書を読んで、そんな「慶應の強さ」に納得が行きました。 選手の自主性に任せてとことん考えさせる姿勢はなんとなく予想がついていたんですが、森林監督が生徒の成長に力点を置き、それを学校全体でバックアップしているところから、独特な強さが生まれているようです。2024/08/09




