内容説明
殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をした。そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。無事、命を救って手術室を出た秋穂に刑事が告げた。「彼は『真夜中の解体魔』だ」。復讐しようとする秋穂に、涼介は涙ながらに無実を訴え証拠を見せた。秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。知念実希人が贈る、究極のクライムサスペンス!
目次
第一章 深夜の来訪者
第二章 シュレーディンガーの少年
第三章 人形たちの輪舞曲
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
キナコ
73
あまりの面白さに一気読みした作品。救命医者が助けたのは天使か悪魔か…。人を助けたいと思う気持ちと恋人の仇かもしれないという葛藤。周囲の発言も様々。きっとその人の立場から見える範囲が違うんだろうけど、完全に騙されたなぁ。後半のどんでん返しを読んでもう一度読んだくらいの衝撃。サイコパスとソシオパスが上手く取り入れられた作品。2024/09/11
みやび
53
読み始めて早いうちから真犯人の予想がついていたので、結末も「あぁ、やっぱり」という感じだった。主人公の言動や思考がどうにも好きになれず、イラっとしてしまう部分が多々あったせいか物語に今ひとつ入り込めず、何と言うか全体を俯瞰しながら読んでいたため、却って伏線なども分かり易かったのかもしれない。けれどもクライマックスにかけてのスピード感は読ませてくれるし、物語が二転三転するため主人公に感情移入出来ればもっと楽しめたのだろうとは思う。あともう少し「真夜中の解体魔」自身に説得力ある魅力が欲しかったかなぁ。2024/08/12
ワレモコウ
45
救命医・秋穂は、「真夜中の解体者」と呼ばれる連続殺人鬼に婚約者を殺される。ある日、秋穂は救急搬送されてきた少年涼介を助けるが、涼介はその連続殺人の容疑者であるという。秋穂は、復讐のために涼介を殺そうと試みるが、彼の自分は嵌められたとの訴えに戸惑い、真犯人を探すべく涼介と協力して事件を調べていく。なんだろ…ものすごく読むのに時間がかかってしまった。登場人物にも物語にも入り込めなかった。ラストも想定内だったし、動機やそこに至るまでの心情が欲しかったかな。私には合わなかったのか…残念です。2025/07/18
☆Ruy
41
表紙の美しさと津田健次郎さんにひかれて購入。クライムサスペンスとあったけれどimpulseとかpassion的な感情面描写が多い。クライム感薄め。選択肢悉くミスしてバッドエンドになったような読後感。救急医なのに何故、あんなに悪手の言動するのか?余計な部分の描写はしつこいくらい書いてあるけど、肝心な部分が薄い。叙情的な表現が幾重にも重なって美しさを意識してるのだと思うけど、まどろっこしくて読みにくい。結局、涼介がした犯罪は何?秋穂が救急医に復帰もいいのか?と疑問。ストーリー展開も結末も無理矢理感が半端ない。2025/04/14
ぽこぺん
37
ちょっと安易な感じがしたけど楽しめた。なんとなく怪しいなと思ったとおりに進むけど最後に一捻りあったのがよかったかな。2025/04/20
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