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内容説明
日本とスペインどちらでも育成年代の指導経験がある著者が、両国の育成の違いを解説。スペインではどのようにしてサッカーの楽しさや技術について教えているのか、日本にはどのような課題や改善点があるのかなどを具体的に紹介。また実際に今も育成の最前線に関わっている海外のスポーツディレクター等のインタビューをもとに、両国のサッカー文化や教育の違いにも深く掘り下げる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
82
パリ五輪では日本代表はスペイン代表に敗れ、そのスペイン代表は地元フランスを破り優勝しました。優勝したEURO2024では16歳のラミン・ヤマルが活躍し、五輪では20歳のフェルミン・ロペスに強烈なミドルを叩き込まれた。明らかにスペインは日本とは育成が違う。サッカーは足元の技術だけでなく、「認知・分析・決定」「実行」PAD+Eという概念を持ち、小学1年生から教えている。サッカーには社会が反映され、その国の文化を表す。日本の問題は決断力の低さとメンタルの弱さである。大卒の選手が活躍する日本の育成には問題が多い。2024/08/12
Mark X Japan
9
日常的なPDCAを行っているのが、スペインサッカーの長所です。また、練習ではなく、試合で上手くいかないことに重きをおくのもスペインらしいです。練習時間だけでなくクラブチームやライセンスなども、日本の部活動改善に役立つと思います。☆:4.52025/01/26
パラオ・スパニッシュフライ
7
日本とスペインのサッカー。個人の技術はどちらも高いのになんか違う。大きな大会で結果に差が出てくる。日本では足元の技術を教えていて、スペインではサッカーの本質を教えているという指導体系を聞いてなんかしっくりきました。 スペインの気持ち悪い変態戦術は、サッカーに対する根底の考え方がしっかりしているから自然と身に付くものだと感じました。 単純にドリブル、パスが上手いだけでなく、試合中のあらゆる場面での認知、分析、決定、実行の能力を大事にして日頃からトレーニングしているスペイン。第二の黄金期はまだ続きます! 2025/02/22
zerosant
4
日本サッカーの育成環境についての小澤さんの課題意識がよくわかる。特に家族で体験していることもあってか、日本の育成の現状に対する解像度がとても高い。この夏からまたスペインに移住されて、さらに変化を遂げたであろうスペインの育成を肌で感じているようなので、第2弾を楽しみに待ちたい。2024/07/15
Go Extreme
3
5歳の頃から大人と同じ普通のサッカー PAD+E:認知・分析・決定・実行 サッカー:社会的・頭を使うスポーツ ゴールキックからの組み立て 練習と試合が密接にリンク→指導にリアリティ 頭を使うゲーム>単純な反復練習 2年刻みの育成ピラミッド→プロになれない選手を早くあぶり出す 自己主張をしないと存在認められず 人生の全てをサッカーに捧げる考え方をせず スポーツダイレクターの存在 試合にでてこそうまくなる 短時間・ハイテンション←今の時代必要 リスクを取るべき・避けるべき場面を学ぶ 本質を学び・真剣に取り組む2024/07/07
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