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内容説明
国際的な資源高、脱炭素や違法労働への対応圧力の高まり、次々と顕在化する地政学リスク――
企業にとって調達をめぐる環境はますます厳しいものになっている。
一方、多くの日本企業では、調達は「必ずしも主流でない専門部署がやっている業務」として捉えられ、重要な経営ミッションとして取り組まれてこなかった。
本書は、ボストン コンサルティング グループで現場のコンサルティングを行っている専門家たちが、企業の調達機能の重要性について解説。
そのうえで、競争力向上の強力なドライバーとして調達を進化させる方法を、現場の知見を交えながら紹介する。
【本書の内容】
1章 調達をめぐる困難な状況について、マクロの視点から見る
2章 1章で解説した環境下で、グローバル企業の調達部門に求められる役割と、その提供価値の進化の方向性について、先進事例を紹介しながら考察する
3章 日本企業に視点を移し、調達が今どのような状況に置かれているのか、現場の視点を交えて解説
4章 調達のあるべき姿について整理し、それを実現するには、どのような段階を経て進めていけばよいかを提示する
目次
1章 調達をめぐる環境の変化
・調達をめぐる「トリレンマ」とは
・コラム-調達機能の進化の歴史
(フォード、GM、トヨタ自動車、GM、ビッグテック企業)
2章 調達機能を通じた競争力強化
・コスト優位性を確立する
・リスク管理を高度化する
・サステナビリティ対応-サプライヤー・エコシステムの進化
・データやテクノロジーの活用
・競合動向の情報収集
・コラム-情報収集の役割を果たすうえでのポイント
・調達を経営アジェンダに
・コラム-「ゼロベース予算」への調達部門の貢献
3章 周回遅れの日本企業
・調達部門の業務
・事務屋と化す調達部門
・調達部門の活躍を阻む障壁
・調達機能の刷新は経営アジェンダである
・コラム-現場主導で「攻め」の調達を目指す
4章 日本企業が取り組むべき調達トランスフォーメーション
・提供価値を起点に調達機能の全体像を把握する
・あるべき姿の実現に向けた調達変革の道のり
・調達部門のミッションと提供価値を言語化し、全社に浸透させる
・実行に向けた地ならし
・調達改革の成功シナリオ
・本格展開
・先進企業における全社横断での体制づくり
・応用編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なかむら
Go Extreme
J.H
のっち
Roppy
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