内容説明
貞淑で慈愛に満ち献身的、清潔で若々しく、優雅に振る舞う……
近代社会において〈女らしさ〉はどのように規範化され、いかに共有されたのか。
フランスの文学・絵画表現からモード、礼儀作法書まで「見られる女/見る男」の変遷を辿り、歴史空間のなかで規制されてきた女性の身体を浮き彫りにする。
新章を書き下ろした増補改訂版。図版63点収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
6
読みやすい語り口。図版も多い。非常に興味深い論考。貞淑で慈愛に満ち献身的、清潔で若々しく、優雅に振る舞う……。近代社会において〈女らしさ〉はどのように規範化され、いかに共有されたのか。フランスの文学・絵画表現からモード、礼儀作法書まで「見られる女/見る男」の変遷を辿り、歴史空間のなかで規制されてきた女性の身体を浮き彫りにする。2025/06/21
もだんたいむす
4
よく表現できないが、とりあえず面白かった。女の美しさは滑らかな曲線に宿る。2026/03/21
sk
3
見られる対象から見る主体へ2026/03/23
Running Kez
0
「女性はサイボーグか」、そう思いました。ありのままではなく、男性が求める規範を身につけ、自身の思考さえも矯正していく…そんなイメージです◆お薦めポイントは①男性にはすんなりとわかりやすいこと。ジェンダーに関心はあるけど、どこから読んだらいいのかとお悩みの方向きです。②19世紀フランス文学が興味深くなります。③アガサ・クリスティー「春にして君を離れ」のヒロイン(時代は20世紀ですが)はこうして育ったのか、と思うと興味深いです◆19世紀の人の考えを笑ってはいけません。200年後の人も今の僕らを笑いますから。2024/10/07




