内容説明
世の中が変われば、考えも変わる。『婦人公論』初登場の「クサンチッペ党宣言」「再婚自由化時代」から、最新の対談まで、エッセイ、インタビューを織り交ぜて、この世の変化を総ざらい。39歳から100歳の今日に至る波瀾万丈の人生を振り返る、選りすぐりの一冊。巻末に、単行本刊行を受けての五木寛之氏との対談を初収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
砂希ちま
3
新聞ぐらいしか活字媒体を読まない母が買った本。珍しい! ビックリ!! 読み終わると私にくれた。だから翌日は土砂降りの雨だったのか。映画化された「90歳 何がめでたい」で知った佐藤さんだが、こんなに激しい人だったとは(笑) 桁外れの借金を背負い、言いたいことを言ってたくましく生きる姿にエネルギーのお裾分けをしてもらった。娘にも読んでほしい一冊。2024/10/24
へたれのけい
2
今日にも着くのか、はたまた20年後なのかが判然としないのが、この終着駅の救いでもあり厄介な点でもあります。2024/07/14
そーし
1
たまたま図書館で手に取ったがとてもいい出会いだった。 たまにすごい身勝手に思えることも何故か説得力を感じてしまう。ただ強いというより、しなやかな印象。 面白かった2025/03/26
terry
1
夫に頼ることなく、苦境をくぐりぬけて生きた佐藤さんの姿が清々しい。40歳の時の「再婚自由化時代」などは今と違う当時の男女観が見えて面白い。戦前生まれの佐藤さんの社会観、男女観が戦後生まれの僕には新鮮に感じられる。2024/11/22
一彩
1
歳を重ねても,成熟しない…大人になれないよね。2024/07/18