中公文庫<br> 気がつけば、終着駅

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中公文庫
気がつけば、終着駅

  • 著者名:佐藤愛子【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 中央公論新社(2024/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122075306

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内容説明

世の中が変われば、考えも変わる。『婦人公論』初登場の「クサンチッペ党宣言」「再婚自由化時代」から、最新の対談まで、エッセイ、インタビューを織り交ぜて、この世の変化を総ざらい。39歳から100歳の今日に至る波瀾万丈の人生を振り返る、選りすぐりの一冊。巻末に、単行本刊行を受けての五木寛之氏との対談を初収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まるるこ

12
お年を召したとはいえ、頭もお口もお元気な佐藤先生。 橋田寿賀子先生との対談は、人生の酸いも甘いも知り尽くしたお二人の言葉には重みもあり、非常に楽しかった。 とにかく文字が大きくて読みやすい。こんな年の取り方ができたらよいと思うが、戦後育ちののらくら人生を歩んできた私にはなかなか難しい。2025/08/24

じじちょん

5
佐藤さんの本は初めて読んだ。100近くまで物書きしてる女流作家って珍しい。40代から90代の随筆が載っている。戦前生まれの人はモノや金がない時代を生きてるから強い。頼れる制度や人がいないから依存できない。生まれた時代が違うから、自分たちの世代は別の社会不安に苛まされている気がするなぁと思いながら読んだ。五木さんや橋田さんの対談が面白かった。2025/10/28

砂希ちま

4
新聞ぐらいしか活字媒体を読まない母が買った本。珍しい! ビックリ!! 読み終わると私にくれた。だから翌日は土砂降りの雨だったのか。映画化された「90歳 何がめでたい」で知った佐藤さんだが、こんなに激しい人だったとは(笑) 桁外れの借金を背負い、言いたいことを言ってたくましく生きる姿にエネルギーのお裾分けをしてもらった。娘にも読んでほしい一冊。2024/10/24

そーし

2
たまたま図書館で手に取ったがとてもいい出会いだった。 たまにすごい身勝手に思えることも何故か説得力を感じてしまう。ただ強いというより、しなやかな印象。 面白かった2025/03/26

terry

2
夫に頼ることなく、苦境をくぐりぬけて生きた佐藤さんの姿が清々しい。40歳の時の「再婚自由化時代」などは今と違う当時の男女観が見えて面白い。戦前生まれの佐藤さんの社会観、男女観が戦後生まれの僕には新鮮に感じられる。2024/11/22

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