内容説明
元シークレットエージェントのおばあちゃんと、リスベットという孫娘が織りなす、ユーモラスでコミカルな日常から、家族のありかたや、自分らしく生きることの大切さを教えてくれる。ある日リスベットは、自分が8月の終わりから学校に通うことになると知る。そのことを楽しみにしていたリスベットだったが、おばあちゃんは学校の教育は独創的な絵を描くリスベットの個性が失われると、泣き出してしまう。リスベットはそんなおばあちゃんを悲しませないように、たくさんゆかいな絵を描いて、おばあちゃんとの最後の夏を最高に楽しく過ごそうと心に決める。楽しい夏を過ごす中で、お互いぶつかり合ったり、心が離れたりしながらも、ふたりの強い絆を感じる場面がたくさんあり、家族とは何かを考えさせられる内容になっている。インパクトのあるイラストや個性豊かな登場人物たちの行動は飽きさせることなく物語を楽しめる作品です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
92
児童書。スウェーデン発トンデモおばあちゃんと孫のリスベットのお話。両親はリスベットをおばあちゃんに預けて会いに来ない。でもおばあちゃんは全身全霊をかけてリスベットを愛してくれる▽「サンバキング」と名乗る自称元スパイのおばあちゃんはラズベリーグミが主食。義足を付けたシクステンは海賊猫。サンバキングの元カノのアサガ・フォックスはホンダに乗ってやってくる。夏が終われば学校に行くリスベットを手放したくないおばあちゃんはいろいろ無茶をする▽ズルやウソ(ホラ)はつくけど派手で変なばあちゃん。時々切ない。2024年発行2026/06/09
のすけ
3
カラフルでユニークなイラストと、スウェーデン文学というところに惹かれて読了。風変わりなおばあちゃんと孫との日々が描かれています。話のメインではないのに女の子が両親から半ば育児放棄されている立場であることがさらっと描かれていたり、おばあちゃんがレズビアンでその元カノが登場したり、というのは日本語の児童書だとまだあまりない気がしました。この著者さんが特殊なのか、ダイバーシティを描くことの障壁が低いのか気になるところです。2024/09/17
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