利権のトライアングル

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利権のトライアングル

  • ISBN:9784819114363

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内容説明

国家の迷走には理由がある

【毎日新聞に勝訴でわかった】
マスコミ×利権勢力×野党の連携プレー

火のない所を火事にするシステムを徹底分析

マスコミ、利権勢力、野党の連携プレーで疑惑を量産。業界と役所の利権を守り、国対政治で日本は停滞。政治がダメだとますます役人天国に。毎日新聞に勝訴した裁判で明らかになった日本の病巣を当事者が徹底分析する。

本当に恐ろしい毎日新聞と野党
【主な目次】
はじめに――髙橋洋一
第1章 毎日新聞による報道被害
第2章 利権のトライアングル
第3章 規制改革を潰すのは誰か
第4章 役所という伏魔殿
第5章 メディアと政治の改革
おわりに――原英史

【著者略歴】 髙橋洋一(たかはし・よういち)
株式会社政策工房会長、嘉悦大学教授。1955年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。80年、大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉純一郎内閣・第1次安倍晋三内閣で経済政策のブレーンとして活躍。菅義偉内閣で内閣官房参与を務めた。『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞受賞。
著書に『たった1つの図でわかる! 図解経済学入門』(あさ出版)、『マスコミと官僚の「無知」と「悪意」』『反アベノミクスという病』(産経新聞出版)など多数。2010年1月から夕刊フジで「『日本』の解き方」を好評連載中。

原英史(はら・えいじ)
株式会社政策工房代表取締役社長。通商産業省(現・経済産業省)入省後、中小企業庁制度審議室長、規制改革・行政改革担当大臣補佐官などを経て退職。2009年に株式会社政策工房を設立。第二次安倍晋三内閣では規制改革推進会議委員、国家戦略特区ワーキンググループ座長代理などを務めたほか、大阪府・市特別顧問、NPO法人万年野党理事、外国人雇用協議会代表理事なども務める。『岩盤規制』(新潮新書)、『国家と官僚』(祥伝社新書)、など。髙橋洋一氏との共著に『国家の怠慢』(新潮新書)。

目次

【主な目次】
はじめに――髙橋洋一
第1章 毎日新聞による報道被害
第2章 利権のトライアングル
第3章 規制改革を潰すのは誰か
第4章 役所という伏魔殿
第5章 メディアと政治の改革
おわりに――原英史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムカルナス

9
表題は「利権者」「役所」「族議員」の三者だろうと思ったら、それは古い形で、小泉政権、安倍政権が官邸主導で改革を行いトライアングルを潰そうとした結果、成功した部分もあるが 新たに「利権者」「マスコミ」「野党」という新たなトライアングルが出来たのだという。利権者には事業者も含まれるが、既得権益を守ろうとする役所の力が大きく、改革勢力潰しのために嘘や言いがかりに近いスキャンダルをマスコミに注進、そのネタを使って野党議員が政権批判をするという新たなトライアングルが出来ている。モリカケが典型的なパターンだという。2024/10/04

たかしゃん

1
野党(だけで無いか).マスコミ、利権の受益者三者の新たな利権トライアングル。結局、利権は常に生まれ、争奪戦が繰り広げられる。我々は余りにも簡単にマスコミのストーリーに踊らされられ、野党議員も検証もせずこれに乗っかる。そしていつの間にかこれが正しいとされてしまう世界は異常だと思う。マスコミがこぞって叩く時は注意しているが、個人でファクトチェックはとてもできない。せめて放送法4条を取っ払い、マスコミが中立の振りを止め、姿勢を明らかにして、マスコミ同士でチェックしてくれないかなあ。2024/10/05

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