内容説明
重要施設に侵入したり必要な情報を手に入れたりするのにコンピュータではなく人間をハックするのが「ヒューマン・ハッキング」だ。適切な演出のもとで関係者に接近、瞬時に相手と関係を構築し、影響を与えて、相手に欲しいものを差し出させるのだ。政府機関や大企業に侵入試験や検定などを提供してきたセキュリティのエキスパートが、自他の善良な目的のために用いることを条件に、この超強力の技法を体系化して伝授。悪用厳禁!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chie
14
ヒューマン・ハッキングとは、悪く言えば人の心理を利用することだけれど、良く言えば、人の心を開かせること、かな。セキュリティのチェックをするために、ヒューマン・ハッカーという仕事が存在するのが驚きだった。そして、世の中がどんなにデジタル化しても、人の心は些細な人情に揺らいでしまう、ということにも。とはいえ、暗証番号のない人の心が、簡単にハックできるかと言えば、そうでもなさそうだったので、私は利用するよりも、利用される側の立場で読んでしまった。2023/11/19
Ayana
3
米国ドラマ『クリミナル・マインド』JJ役のA・J・クックがオススメしていたので読んでみた。著者は企業から依頼を受けると、その企業に忍び込み情報を得て、セキュリティの脆弱性や改善点を明らかにするヒューマンハッカー。必要な情報を得るためには、自分と相手のことをよく知り、ラポールを築く必要がある。この本に書いてあること全てを実践するのは難しい。でも基本は「相手があなたに会ってよかったと思うようにしよう」ということだ。性格に合わせたテクニックの話もあり、失敗したらまたやり方を変えればいい、と気持ちが楽になった。2025/08/24
-
- 電子書籍
- 暴君の子を授かりました【タテヨミ】第5…
-
- 電子書籍
- アイドルマスター ミリオンライブ! B…
-
- 電子書籍
- 週刊SPA! 2023/10/10・1…
-
- 電子書籍
- 整形シンデレラ【描き下ろしおまけ付き特…
-
- 電子書籍
- 形容詞を使わない 大人の文章表現力