超訳 言志四録 佐藤一斎の「自分に火をつける」言葉

著者名：田口佳史【著者】

三笠書房（2024/06発売）

• ISBN：9784837940005

内容説明

「本気で生きる」以外に、人生を好転させる方法はない！佐久間象山、吉田松陰、渋沢栄一……名だたる英傑に読み継がれてきた「自己実現のための人生哲学」！◎「自己向上メカニズム」を自分の中につくる◎古典は「今」役立てるために読め◎人生はゲーム――だからこそ勝て◎「失意のどん底」の人ほどラッキーと思え◎努力のときが一番“美しい”◎「自分の好きなことを突き詰めればいいんだよ」◎先延ばし癖は人生を空虚にする30万部突破のベストセラー『超訳　孫子の兵法』の著者が佐藤一斎の名著『言志四録』を圧倒的にわかりやすく解説します！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Go Extreme]

学を志すの士は、当に自ら己を頼むべし。人の熱に因ること勿れ 自己向上メカニズム もっともっと貪欲に 学んだら即実行 学び続ける人が大器に 目と耳を怠けさせるな 古典は今役立てるために詠む 良い習慣→良い性格 順境も良し・逆境もまた良し 猪突猛進に気をつけろ 魔物を寄せ付けない心 今日１日を無駄にするな 日々、淡々と生きる人が強い 一歩引く 努力のときが一番美しい 成功者ほど自分の弱点を知る 多忙自慢＝小物の証 何事も９割できたからが本番 心で考え情で行動 人を見抜く３つの目ー視・観・察 胸次虚明・感応神速

2024/08/21

[福ノ杜きつね]

文庫から単行本になった珍しい経緯を持つ本。旧版も息の長いロングセラーらしい。幕末から明治にかけて、維新志士、新政府高官たちの思想に大きな影響を与えた佐藤一斎の言葉。全体に流れるのは｢地に足のついた生き方｣を重んじる姿勢だ。自ら学ぶ意欲を持ち、義を根本に据え、日々の繰り返しを疎かにしない。地道で泥臭いが、王道ともいえる指針がここにある。当たり前のこと、と一蹴してはならない。その当たり前を完璧にできない人が多いからこそ、古より数多の人物が何度も説きつづけてきたのだ。内面に謙虚さを育むべし。

2024/10/15

[もんたくん]

幕末維新の志士たち、西郷隆盛などに影響を与えた人生訓。1133条の中から90条を厳選して解説した本。

2024/07/15