内容説明
“障害があってもなくても、この世に生まれた生命の尊さに違いはあってはならない”。親は子のことを大切に思う。居場所を求めて、既存の制度にないものを自分たちで創り出す──あまり知られていない、自閉症児の親たちによる施設づくり運動の歴史/回想録:おおすぎ設立の歩みは、必読の書。自閉症児のための福祉法人を立ち上げ、知的障害者施設を設立した奮闘記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺぱごじら
10
平成3年、私が前職に就いた時からの大先輩です。自閉症を抱えて世に出たご子息の将来を憂い、そして同じ悩みを抱えて集まった仲間の方々、志に共鳴し共に汗をかいてくれた仲間の方々に彼が捧げる小さな、しかし決して朽ち折れることのない「峠の一本杉」です。「総論賛成、各論反対」という言葉の酷薄さが抑えた文面から滲み出る。日本のムラ社会意識はまだまだ根強く、今後もそうなのだろう。社会は知らぬがただ自分にこうした運動への賛否を問われる機会が、そして深い想いを感じられたならば、正しく賛同出来る人でありたい。2020-242020/11/17




