エブリシング・バブル 終わりと始まり――地政学とマネーの未来2024-2025

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エブリシング・バブル 終わりと始まり――地政学とマネーの未来2024-2025

  • ISBN:9784833440530

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内容説明

【内容紹介】
■緊急出版! 
日経平均株価は2025~26年に5万円を付け、
2050年には「30万円時代」がやってくる!

★これから日本と世界に何が起きるのか?
☆世界経済と株価はどうなるのか?
★資産形成は何を選び、何を避けるべきか?
☆米中新冷戦で日本に世界のマネーが集まるのはなぜなのか? 

地政学的要因を追い風に「日本は一人勝ち」。
世界中から日本にお金・人・情報・事業が集まってくる。
数々の予見で注目のエコノミスト、グローバルストラテジストが語る、
中長期的に日本の黄金時代が訪れる理由。

【著者紹介】
[著]エミン・ユルマズ
エコノミスト、グローバルストラテジスト。
トルコ・イスタンブール出身。16歳で国際生物学オリンピックの世界チャンピオンに。1997年に日本に留学。1年後に東京大学理科一類に合格、その後、同大学大学院で生命工学修士を取得。2006年、野村證券に入社し、投資銀行部門、機関投資家営業部門に携わったあと、「複眼経済塾」の取締役・塾頭を経て、現在各種メディアとSNSで情報発信中。著書には『それでも強い日本経済!』『大インフレ時代! 日本株が強い』『無敵の日本経済! 株とゴールドの「先読み」投資術』(以上、ビジネス社)、『エブリシング・バブルの崩壊』(集英社)、『世界インフレ時代の経済指標』(かんき出版)、『一生使える投資脳のつくり方』(扶桑社)など多数。

【目次抜粋】
■プロローグ | 世界経済の未来を「ストーリー」で読む
・2024年、新時代の胎動
・エブリシング・バブル、終わりの始まり
・「AIバブル」は弾け、地政学の時代が来る
・「地政学的な風向き」が日本の追い風になり始めた
・米中新冷戦と日本の夜明け
 ・・・・・・
■PART1 | 2つの大国が抱える苦悩
・習近平の訪米が意味すること
・独裁国家に戻る中国
・ゼロコロナ政策の失敗と不良債権問題
・中国不動産バブルの末路
・長期化する不良債権処理
 ・・・・・・
■PART2 | 世界の地政学リスクを読み解く
・地政学リスクを読み解くには歴史宗教学的観点が必要
・米国と中東3カ国の根深い遺恨
・米国のアキレス腱「イスラエル」
・イスラム世界にとっての最大の脅威はイスラム主義
・ポリティカル・イスラムで誰が得をする?
 ・・・・・・
■PART3 | 新冷戦の中で日本が生き残るための活路を考える
・「戦争」は意外と身近なところにある
・日本が抱える地政学上のリスクとチャンス
・ヒト、モノ、カネが流入する日本
・実り始めた日本のソフトパワー
・時代が政治家をつくる
 ・・・・・・

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

88
世界経済は投資と地政学で動いていて、それには『あるサイクル』が存在する、という内容だと思いました。恐ろしいのはそのサイクルには「盛者必衰の断りをあらはす」が含まれていて回避不可能ということ。2024/12/16

よしたけ

46
世界経済・地政学を俯瞰分析。興味深かった記述:中国は十分に豊かになる前に高齢化始まり未来は暗い、中国はインフラ過剰投資のため将来的には莫大な維持コストが負担になる、中国がサプライチェーンから除外されれば生産コストが跳ね上がり世界経済を圧迫する、不動産は様々な二次産業と繋がり深く米中の不動産低迷は深刻、米中新冷戦下ではフィリピンへの米投資・メキシコを利用した迂回貿易が期待される、税収増の見返りとして非課税世帯へ還付するのは論理おかしい。結びとしてトルコ人著者は日本の人的資源を高く評価しており、未来を楽観視。2025/01/05

たらお

26
大局観をもてる本。米中新冷戦。中国不動産大手の経営破産による負債は日本円ベースで48兆円。不良債権処理により中国は長期の低迷期に入る。中国発端の有事があることを見越すと、台湾の半導体メーカーが日本に工場を作ることにも納得。日本で注意すべきはインフレ。市民はインフレを感じてきており、日銀はインフレをコントロールすべく金利を上げてきている。資産防衛のための株式投資が日本にも広がってくるのか?インド・モディ首相によるヒンドゥー・ナショナリズムには注意。AI化は人口減の日本に有利に働く。2025/03/09

tamako

19
今の世界の経済動向を端的に可視化してくれる貴重な人材、エミンさん。日本語で日本推ししていただけるありがたさを割り引いても、鋭い論考だと思う。大国に翻弄されて紛争の舞台になる地域を本当に気の毒にも思う。日本にはそういうことに巻き込まれにくい幸運もある。2025/02/22

takehiro

18
投資本というよりも世界情勢の本。日本近辺のリスクでは台湾有事をよく見かけますが、中露国境問題は本書で初めて知りました。2024/07/15

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