内容説明
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『このミス』編集部が贈るホラー小説のランキングブック! 2023年4月~2024年3月に発売されたホラー小説から、国内・海外ベスト20の作品を紹介します。表紙を飾るのは『変な家』の雨穴。巻頭では、『近畿地方のある場所について』の背筋、『かわいそ笑』の梨も招き、記念鼎談を掲載します。綾辻行人ほか、人気作家13名による特別エッセイ「私の怖い話」など、豪華企画も盛りだくさんの充実した一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
183
『このミス』のホラー版が初登場したので、読みました。 国内作品BEST10既読4、海外作品BEST10既読1でした。 海外1位は、ノーマークだったので、早速図書館に予約しました。 本書は、「変な家」が売れたので誕生した一過性の企画のような気がします。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002010.000005069.html2024/06/12
みっちゃん
141
我ながらびっくりしたー国内BEST10のうち、8作も読んでたわ。自分的にはホラーというよりSFやミステリーとして読んでたのに。同率1位の2作のうちの1作は発売日に買ったのに序盤で挫折していたもの。やっぱり読まんといかん。怖かったのは13人の作家に聞いた「二度と体験したくない怖い体験」小田雅久仁さん、斜線堂有紀さん、そして御大平山夢明さん、マジですか。ほんとに実話なの⁉️信じられないほど恐ろしい体験なさってる…2024/07/04
yukaring
83
このインパクトのある表紙に釣られて思わず表紙買い。もちろんランキングも気になりドキドキしながらページをめくると…。ヤッター!私のいちおしが一位で嬉しい。そしてその他にも上位21作品中、14冊が既読という好(?)成績。ただ「これは果たしてホラーなのか?」と言うものも多く広義の意味でのホラーになっている気がするが…ホラー作家さんたちの怖い体験談や阿津川さんや斜線堂さんたちが語る「スティーブン・キング論」にワクワク。朝宮運河さんが選ぶ必読ホラー20選もとても楽しくてまた積本が増殖しそう。2024/06/16
ナミのママ
80
国内ホラー作品がベスト10入りする事が増えたなと思っていたら発売された本作。私自身はホラーをほとんど読まないが、年末の『このミスベストテン』が面白いので、今回初のこちらを手にしてみた。国内編20冊はすべて未読だがインタビューや対談は面白かった。海外作品はベストテンのうち3冊既読、これを見て思ったがホラーのジャンルって思ったより広い。アンケートによるMY BEST6も良かったがどうしても海外作品ばかり目についてしまう。スティーヴン・キングはやはり強い。2024/06/23
aquamarine
79
今、ホラーがブームらしい。ホラー自体は好きだが基本ミステリ読みなので、既読作は少ないと思っていたが、ランキングを見ると国内編は半数以上読んでいたので驚いた。ホラーミステリと言われるものも多いのだろう。とりあえずランキング内の積読を崩したい。怖い絵のコミックは苦手なので既読作はなく、海外もほぼ全滅。スティーブンキングくらいちゃんと読んでおこうと思ったり、「オフシーズン」が積読なのを思い出したり…。雨穴×梨×背筋というモキュメンタリーホラーの旗手の対談や、人気作家さん13人による「私の怖い話」も印象的だった。2024/06/22