内容説明
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生身の身体を伴った,生活する人間を,同じく,生活する人間が理解するとはどういうことか? 地域社会を這いずり回る4人の研究者が,乳幼児期の食(共食の体験),青年期の労働(沖縄のヤンキー),成人期の政治行動(市町村合併),老年期の社会関係(孤独・孤立)をとおして考える。フィールドワークの原点へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バーニング
3
参与観察する上で生活-文脈の両面に着目することの価値と重要性を、4人の研究を紹介しながら行う一冊。打越の『ヤンキーと地元』の長い後書き的な論文も面白いし、松宮朝の高齢者コミュニティに入る時に文脈なき生活の理解にならないよう注意する必要があるという指摘も面白い。ソーシャルワーク的な生活モデルが障害学の社会モデルに接続される例は現代的では珍しくない切り口だが、ここで中井久夫の提示した社会関係モデルに接続するのは面白かった。ちょうど最近読んだ中井久夫集2巻に収録エッセイからの引用である。2025/03/10
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