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内容説明
コロナ禍や続く戦禍で、今や憧れとなってしまったシベリア鉄道、古き街並みが残る旧東欧諸国などをシニアならではの目線で旅をする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カツ
7
下川さんの本は普段馴染みのない国の雰囲気が味わえるから好き。特に中央アジアが好きなのだが、本書はロシアから南欧へ。東欧や南欧は国名を知っているくらいなので読んでいて面白い。やはり気になるのはシベリア鉄道。乗る事など生涯ないだろうが6泊7日の車中泊とはどんなものなんだろう。「シベリア鉄道は『こんなにも無為な時間をすごすことができるんだ』という自身をつけさせてくれる列車でもある。」p392024/12/22
ソバージュ
6
今回は魅力的な地であるシベリアロシア、東欧、コーカサス、ギリシャの旅が主で楽しく読了したが、コロナ禍において可能な行き先を求め行動された様子、アジア圏と欧州圏の対応の相違などコロナ禍の旅について(はしがき)が一番興味深かったかな。2024/06/27
高木正雄
4
アジアを中心に旅する下川さんだが今回はヨーロッパについての本。西欧や北欧よりロシアや東欧などの日本人にはマイナーなところが好きなようだがそれも下川さんらしい。シベリア鉄道の話などは何度も読んできたが、ポルトガルやジョージアは物価が安くておすすめのようだ 特にジョージアに行ってみたくなった2025/03/27
お抹茶
4
五回乗ったシベリア鉄道の話を中心に,東欧,ギリシャ,ポルトガル,コーカサスの旅を記す。バイカル湖の東側の風景をぼんやりと眺めると,シベリアが音もなく体の中に入り込んでくる気になる。ウラル山脈を境に世界は変わり,ヨーロッパロシアに入ると急に現実に戻されていく。ポルトガルの物価は安く,頑固な静けさなギリシャと違い,のびやかな快感がある。アルメニアに東欧の感じがないのに対し,ジョージアは東欧だけでなく西欧の空気も感じる。ウラジオストクは「ロシア」だが,ジョージアはヨーロッパ。2024/08/06
Shinjuro Ogino
2
旅行本にしては、地図、写真が一切無いということで非常に違和感がある。もちろん索引も無い。しょうがないから帝国書院の高等地図を開きながら読んだ。ロシア、東欧等私にはなじみのない国の旅行記でそれなりに楽しめた。ごく稀に詩的な表現があってはっとする。冬のシベリア鉄道の西行の長旅(6泊)の中で、「朝…視界はよくない…昼になり…しだいに靄が切れ、青空が見え始める。しかしそのときはもう夕方。何とか青空がみえるところまで太陽は頑張るのだが、そこでこと切れたかのように地平線に沈んでいってしまう。」2024/10/09
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