みらいめがね それでは息がつまるので

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みらいめがね それでは息がつまるので

  • ISBN:9784766002126

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内容説明

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気鋭の評論家荻上チキさんと大人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの共著。『暮しの手帖』の好評連載が1冊にまとまりました。本書は、荻上さんのエッセイとヨシタケさんのイラストで、ひとつのテーマを二人の視点から解き明かす新感覚エッセイです。生きづらさにつながる「~すべきだ」「~らしく」という言葉や、もやっとした不安。『みらいめがね』は、そんな思いにとらわれた心をほぐし、世の中を見る目を変えていきます。連載時の15話に加えて、ヨシタケさんの傑作あとがきマンガが付いています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

142
【女の生き方】をディズニーアニメから語る(後述)。LGBTに同性婚、夫婦別姓が理解されないのは排他的で保守的な人が多いから。うつ病にヨルダン、バイトに【ガラスの天井】。【呪いの言葉】と運動。アウシュヴィッツに韓国での慰安婦、安重根、独島(竹島)。教材は近くに。不登校と生きづらさ。🌻【暮しの手帖】掲載のエッセイ。流石にラジオで人気になるだけの評論家。各分野で考えさせられる。ヨシタケ氏の漫画も読む価値がある。続きあり。⭐不倫はダメだぞ(怒!)2022/08/18

ネギっ子gen

136
『暮しの手帖』連載の書籍本。「まえがき」で荻上チキさんは、挿絵について<編集の高野さんに、誰かいい人はいないかと尋ねられたので、ヨシタケシンスケさんの名前をあげた。遊び心のあるイラストを次から次へと描き続ける彼の作品は、ほとんど持っていた。多忙と推察されるので、「さすがに引き受けて頂けはしないと思いますが……」と弱気の提案>だったと。実はわたしも、ヨシタケシンスケさんの名に惹かれ読み始めたのだが、荻上さんの文章も、挿絵に負けないくらい素晴らしかった。表紙の作り、電子本には出来ない。こういう遊び、好きだ。⇒2021/02/19

♪みどりpiyopiyo♪

132
気軽に読んで、クスッと笑って、身近な話題からカジュアルに社会のことに目を向けられる、そんなご本を読みました。荻上チキさんの文章に対して戦略的誤訳にも近いヨシタケシンスケさんのイラスト、二つのレンズで一つのメガネ? 二人の視点が楽しいエッセイ集です。■当代きっての人気者 ヨシタケシンスケさんがきっかけになって、これまで荻上チキさんを知らなかった人や、社会系の言説に馴染みのない人にも、新しいメガネの様に気軽に楽しめて 世界の見え方が少し明晰になるんじゃないかな。■面白いから読んでみて☆ (2019年)(→続2019/07/04

けんとまん1007

120
どこか、等身大のチキさんが浮かんでくる。自分の弱さ、脆さも含めて、そこに立ち位置を置いての語り口が、何とも言えない味わいがある。そんなこともあるよね~と、心の中で頷く自分がいる。たしかに、今の世の中は、世知辛いと思わずにはいられない。そんな日常の断片を、ヨシタケシンスケさんの絵が、さらに納得感を深めてくれる。2021/12/19

ちゃちゃ

116
人生を楽しみ、未来への明るい展望が持てる「みらいめがね」。それは常識を疑うことで手に入れられるのかもしれない。きっと著者自身が生きづらい人なのだろう。いじめ、鬱、離婚…。ご自身が苦闘されてきた経験を、飾らず自然体で綴る筆致に好感が持てる。生きづらいからこそ自己を縛っているものを疑い問題意識を持ち、既成の価値観に縛られない新たな視点を獲得できる。―「多様萌え」とは「排除嫌い」から生まれる、願いや祈りのようなものだ―。彼の柔軟な発想やユニークな提言が、硬直した価値観に縛られた人々に一石を投じると期待したい。2019/08/18

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