内容説明
イエナプラン教育の理念を参考に、子ども中心の学びを作ってきた名古屋市公立小学校の実践紹介書。「みんな一緒に同じことを」という画一的な授業から「みんな違うから、人と比べなくていい」と子どもに応じた学びを深める実践を、先生の教室からはじめてみませんか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かるー
3
授業内・単元内での自由進度学習をほぼ全振りで1年を過ごした。対話の大切さや心理的安全性の重要性など、自由進度学習を支える目に明ない要素の重要性を感じた。その目に見えない要素をどう築いていくかというところまで著者の実践を交えて書いてありました。既知の内容も多くあったが実践しているのかそうでないのかでやはり違うんだよなとも感じる2024/02/09
ジーフー
3
自由進度学習の本を数冊読んだ。理念的な部分は理解してきた。やり方については部分的にはすぐに取り入れることができそうだ。 学習の個性化をしていると、指導の個別化もしやすいなぁと思う今日この頃。 やはり総合的な学習の時間や生活科は取り入れやすい。他教科は部分的か。最近メタ認知や言語活動そのものが目的になっている学習もよく観られる。活発に議論がなされたり自らの課題に取り組む一見素晴らしい授業。でも、跳び箱を跳べない子が最後まで暗い顔。やはり使い分けでありバランスなのだろうなぁ。2024/01/21
かるー
1
再読 ブロックアワーやサークル対話など、方法論が取り上げられるが、イエナプランは教育法ではなくあくまでもコンセプト。「自由」と「自己責任」の国、オランダで生まれたからこその教育哲学なのかもしれない。学びの価値を子供達に落とし込むことや経過の見取り、自己評価と振り返りなど現代の教育のテーマである自立した学習者を育てることに直結する考え方がたくさんありました。2024/03/03
n-shun1
1
小学校での実践記録&誘い本。イエナプランは方法ではなくコンセプトという考えは協同学習も同じだな。実際,どんな授業の進め方なのか1時間,1日見るだけでは分からないが,直接見ることでイメージが湧くだろう。公教育の中でこのような取り組みができるという実例を示していることに大きな価値がある。先生の力量もあるだろうけど,子ども達の順応する力,適応する能力が興味深い。ある意味小学生だからよいのか。学び手の力を信用する,それは個人に限定するのではなく集団としての学び手という捉え方でもあり,教室での学びの豊かさに繋がる。2023/11/29
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