においと味わいの不思議 知ればもっとワインがおいしくなる

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においと味わいの不思議 知ればもっとワインがおいしくなる

  • ISBN:9784770900616

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内容説明

何げなく感じている、ワインや食べ物のにおいと味わい。
いざ言葉にして、誰かに伝えようとすると、それは案外難しい。
そもそも、ワインの香りの正体とは何か?
私たちは、どうやって、においや味わいを感じているのか?
「おいしい」とは、どういうことなのか?
これらの疑問を、最先端で研究を続ける嗅覚の科学者、味覚の科学者、
醸造家、ワインジャーナリストが、分かりやすく解き明かします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

UK

16
ワイン好きはもちろん、香りと味に関心のある人にはとても興味深い本。香水にはとても臭いにおいが混ぜられていると聞くが、初めてそのタブーに挑戦したのはココ・シャネルであること等、ワイン以外のエピソードも面白い。ワインの香りの分析の数々はメインディッシュ。ここまで既に分析されているのか、と驚かされた。非常に面白いチャレンジだなと思ったのは、美味しさを数学的に解明するお話。美味しさの理由を4つにわけ、個人がどこにどれだけの比率を置いて美味しさを感じているかを実証して示す。へえ。これ、料理にも使える式だわ。2023/05/23

ミツキ

0
山梨ワインツアーの道中で。第三章「おいしさとは何か?」が特に興味深かった。おいしいと感じることと生存を結びつけて考えることは確かに筋が通る。それに加えて情報、あるいは記憶という要素が加わるとなぜワインを好きになり、それを求めるようになるかが分かる気がする。2015/05/23

Suzuki Ryo

0
鼻の構造、おいしさとは、ワインの科学、におい物質の研究、非常に興味深いものばかり。ビールに置き換えると尚面白かった。2014/05/24

Masa

0
とにかく難しいです。化学の勉強ですね。ただし"におい"が味わいにとって大事だということは学べました。特に勉強になった点は、"におい"をたくさん嗅いで記憶することが大事だということ。嗅いだだことのない"におい"は表現できないと。その通りですね。もう少し経験を積んで、また読み返したい一冊です。2013/10/17

Ruli

0
個人的には、佐々木さん(2章)の葡萄の中に含まれる前駆体がワインの香りに貢献することが目から鱗で楽しかった。東原さん(1章)も、もともと私が知っている知識への軽妙な(??)口調での+αが面白く、読んで良かったなぁと。2025/04/08

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