山と溪谷社<br> 10万年の噴火史からひもとく富士山

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山と溪谷社
10万年の噴火史からひもとく富士山

  • 著者名:曽布川善一
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  • 山と溪谷社(2024/06発売)
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  • ISBN:9784635530750

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内容説明

約10万年前に現在の原形ができた富士山は、噴火と崩壊を繰り返し、樹海や湖、湿原、滝、溶岩洞穴などさまざまな景観を生み出した。
二十余年にわたり富士山に通う写真家が写し取った富士山の知られざる顔。
美しい写真と解説で、火山としての富士山をとらえ直す。

序章「富士山 火山の成り立ち」では、富士山がなぜ、あの場所で今の形になったのかを、主に火山学の見地から解説。
本章「噴火がつくった富士山の世界」では、山頂火口、樹海、湖、湿原、滝、溶岩洞穴、氷筍などについて、どのようにしてその地形ができたのか、実際にその場を訪れた写真家による美しい写真とともに解き明かす。
また、富士山そのものをご神体とする修験の姿なども紹介する。


■内容
口絵
序章 火山 富士山の成り立ち
 01富士山が「そこ」にある理由
 02美しい円錐形の姿はこうしてつくられた
噴火がつくった富士山の世界
 01山頂火口
 02樹海を生んだ大噴火
 03貞観噴火が生んだ湖
 04岩屑なだれがつくった湿原地帯
 05白糸の滝
 06崩壊谷と大滝
 07市兵衛沢
 08溶岩洞穴
 09樹海の氷、富士山に現われる雲
 10火山が生んだ富士修験
 11溶岩樹型
 12霊場となった溶岩洞穴
 13宝永噴火
おわりに
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参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

142
日本人にも外国人にも人気がある富士山🗻本を読みました。登ったり、間近で観るよりも、遠くから美しい円錐形を眺めるのが良い気がします。 https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=76212024/08/02

ポタオ

10
ダイナミックな富士山の写真と、今の富士山にいたるまでの歴史を勉強できる本でした。2025/06/17

ぽつねん

6
富士山について、その自然史・噴火史・信仰史を軸にまとめた写真集。写真が多めでほどよいボリューム。富士山が4つの火山から成り立った点に始まり、度々の大噴火がもたらした地形の美しさには息を飲む。特に溶岩由来の遺構はどれもおどろおどろしくて、富士山が信仰と畏怖の対象になった理由がよく分かる。遠くから見た富士山の写真は少ないが、何枚か載っている彩雲の写真は思わずそこら辺にいた家族に見せてしまうほど綺麗だった。後半は富士講の現在を紹介しておりそちらも興味深く読んだ。2024/09/18

nue

4
富士山。これほど美しい山は他にはそうないと思う。写真集かと思うほど綺麗な写真がたくさん。火山の成り立ちや地質、それに富士講などの信仰の様子が詳細。「今わたしたちに見せている美しい山容は、火山・富士山の一生のうちほんの一瞬の姿」いつまでも綺麗であってほしい。宝永噴火は知ってましたが貞観噴火は知らなかった。「日本三代実録」に記録が残っており、当時の様子がよくわかる(噴火怖いわ~) 精進湖と西湖はもともと「せのうみ」というでっかい湖だったんですね。2024/11/08

kaz

3
富士山の神秘を美しい写真が伝えてくれる。図書館の内容紹介は『約10万年前に現在の原形ができた富士山は、噴火と崩壊を繰り返し、樹海や湖、湿原、滝、溶岩洞穴などさまざまな景観を生み出した。美しい写真と解説で、火山としての富士山をとらえ直す』。 2024/09/01

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