アンダーグラウンド・ビートルズ

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アンダーグラウンド・ビートルズ

  • 著者名:藤本国彦/本橋信宏
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 毎日新聞出版(2024/06発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620328065

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内容説明

強い光は濃い影を生む
セックス。ドラッグ、DV、宗教――熱狂的なブームの裏で起きた、4人をめぐる事件とスキャンダル。気鋭のノンフィクション作家とビートルズ研究の第一人者が、埋もれた事実を掘り起こし、その真相を語り尽くす!

目次

はじめに
UNDERGROUND BEATLES 1 オカッパくずし
ビートルズ日本初登場は「オカッパくずし」
公演旅行の夜はサティリコンだった
『アビイ・ロード』ジャケット表と裏の怪
ポール、トルコ風呂入浴説を洗う
映画『レット・イット・ビー』警察官やらせ説を追う
ビートルズ・チビ説を測る
スモーキング・ビートルズ、紫煙に煙る4人とその代償
ドラッグはビートルズを変えたか?
4人が依存したものとは
やおい、腐女子、BLからはじまったビートルズ旋風
UNDERGROUND BEATLES 2 ビートルズがいた街
ビートルズになれなかった男
ピート・ベストをめぐるもう一つのドラマ
ダダイズムとビートルズ
13日間ビートルズだった男
愛すべき巨漢、4発の銃弾に沈む
ビートルズがいた街
1人おかれた人々
顔のない男たち(ノンクレジットのミュージシャンたち)
クレジットは厄介(1)
クレジットは厄介(2)
UNDERGROUND BEATLES 3
ビートルズ・チルドレン
ビートルズと女たち
黒と白のビートルズ
香月利一と落流鳥
柔道着のジョン・レノン
『アンソロジー』を聴く
メラニー・コーの奇跡
半世紀封印された回想録
ブライアン・エプスタインが見た風景
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

27
「強い光は濃い影を生む」と惹句にあるように、ビートルズの栄光には当然、深い闇が共存している。そんなビートルズのアンダーグラウンドな面を明かしていくのが本書。藤本国彦と本橋信宏の二人が、自身のビートルズ体験も踏まえつつ、ざっくばらんに語り合っている。二人の個人的な思い出話や、真意が不明で下世話な疑惑もあって、なかなかノレない場面も多々あるものの、ヘビースモーカーだったメンバーがレコードジャケットでもタバコを指に挟んでいたりするのが、喫煙に厳しいアメリカでは指からタバコが消されていたりとか、(つづく)2024/06/26

akihiko810/アカウント移行中

25
ビートルズ研究の第一人者と、ノンフィクション作家が、ビートルズの埋もれた事実を掘り起しその真相を語り尽くす!  印象度B  すごいマニア向けで、ビートルズ中級者程度だと置いてきぼりをくらうかも。当時の新聞記事を探し出して、ビートルズあれこれを調査してる。個人的には、マニアックすぎてそこまで面白くもなかったかな? 都市伝説である「来日したポールはトルコ風呂に行ったのか?」という深掘り(俳優のアラン・ドロンは行ったらしい)もあり笑えた。2024/11/08

O-chami

4
帯のコピーが全てを言い表しています。「強い光は濃い影を生む。セックス·ドラッグ·DV·宗教etc…熱狂的なブームの裏で起きた4人を巡る事件とスキャンダル。ビートルズ研究の第一人者と気鋭のノンフィクション作家が、埋もれた事実を掘り起しその真相を語り尽くす!」そして結論は、「ビートルズは人を幸せにする」…との藤本氏の〆めの言葉でした。BGMは、勿論 THE BEATLESで…「I'm A Loser」🎶~「Tomorrow Never Knows」🎶~「Happiness Is A Warm Gun」🎶2024/10/20

オールド・ボリシェビク

2
ビートルズ研究者と、アンダーグラウンド物を得意とするノンフィクション作家による対談である。まあ、マニア向きだろう。1963年、デビュー当時のビートルズブームを伝えるロンドン発の毎日新聞記事では、マッシュルームカットは「おかっぱ崩し」と表現されている。笑える。また、1966年の来日時、ポールは四谷のトルコ風呂(当時の表現)に行きたがったが、行けなかった(ロードマネージャーのマル・エヴァンズは行った?)などの都市伝説の真偽など、まさに裏情報を語り尽くしていて楽しいこと限りなし。2025/07/04

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2
ビートルズといえばこの人というような藤本国彦氏と、裏社会的なノンフィクションライターとして知られる本橋信宏氏という異色な組み合わせによる、ビートルズ談義。メンバーの男女関係や、やんちゃやっちゃいました的なゴシップ的話題に切り込むのは本橋氏の手腕ながら、藤本氏は安定した受け答え。四谷事件?のくだりなんかはほんと面白い。ピートベストやジミーニコルの話なんかは、帯通り強い光に寄り添う影のようで感慨深い。2024/09/28

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