内容説明
・「ここ数年の私の本の中でも会心作!」「この本を知っている限りすべての政治家や財界人に送って読ませたい」と曽野綾子さんが語るほど、納得の一冊に仕上がりました。
・砂漠の民であるアラブ人は、自分たちのテリトリーを守るために、危機管理能力、他人との交渉術に長け、人を見抜く力=人間の目利きが、どこよりも傑出した人々です。
・この人間は信用するに足るかを見抜く目/自分の考えを押し通して、相手を動かせてしまう交渉力/危機を察知し、遠ざけるリスクマネジメント能力/クライアントと揺るぎのない関係をつくる人間力、そして部下、ファミリーを守る包容力/老人の知恵を尊重する高齢化社会対応の生き方/「インシャー・アッラー(神のみぞ知る)」の究極のポジティブ・シンキング……これまであまり知ることのなかったアラブの民の賢くたくましく生きる知恵を一般実用書としても役立てるように構成しました。
・自身、サウジアラビアをはじめ、数多くのアラブ諸国を旅して、関連著書も多い曽野氏と、エジプト考古学の第一人者の吉村作治氏が縦横無尽に「アラブに学ぶ人生の目利き」となる方法を語り合い、1970年の大ベストセラー「日本人とユダヤ人」にも匹敵する生き方指南書「日本人とアラブ人」の完成となりました。
目次
第1章 「優しいバカ」の日本人
第2章 かくも見事なアラブ人の危機管理能力
第3章 「相手の顔を立てる」勝つ交渉術
第4章 「インシャー・アッラー」イスラム教の基礎知識
第5章 「人生の読み手」になる方法
第6章 嘘を見抜く眼力を持つ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
5
非常に重厚な内容を、お二人の識者による対談で解り易く説いている。まずは冒頭のイスラム国とは何かから早速読み手を引きつける。アラブ人の価値観の違いやイスラム教についても、納得の行く内容であった。世界の中の日本の位置付けを知る上でも、是非ともお勧めの一冊。2015/01/29
きやっち
4
中東情勢やイスラム教を知るもっとも読みやすい入門書と思う。 内容もしっかりしているので読み応えがあるため そこそこ知識のある方にもお勧めできる。2015/03/04
あきむら
3
二人の対談形式で アラブの人達の宗教観や、宗教による人生観が いかに日本人と違うかということが、よく解りました。2015/02/07
なむなむ
2
ふーむ。その人が信じる神がいないこと、それは人生を自分の手で切り開けると考える傲慢で信用ならない人。そういう考えもあるのね。2025/05/19
ハザマー
2
イスラム教徒は、我々には耐えられないような制約、指標、戒律もあるようだが、そこで生まれ育った人間は全うできるんだろう。 知らぬこと多い内容でした。2017/10/06
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