内容説明
これから社会に出ていく中高生に向けて、著者が真剣に考えた「本当に役に立つアドバイス」を詰め込んだ一冊。
1 コミュニケーションについて
2 「考えること」について
3 スマホについて
4 自信を持つためには
5 友達について
6 ルッキズムについて
7 いじめについて
8 大人について
9 なんのために生きるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
30
中高生に向けて書かれた、鴻上の人生指南。印象度B 宮崎駿の映画になぞらえてつけられたタイトルだが、便乗本ではないようで、「一人一人が全然違う多様性の時代」だから「君たち」ではなく「君」になったようだ。 内容は、もう私みたいな中年の入り口に差し掛かった者に響くようなものではなく、なんというか「若い人は若い人で悩むよね」といった感じ。では自分の若いころ(高校生)の悩みはこうだったかというと、特に共感できる悩みでもなかった。ただ私は、さっさと「ここでない場所」に行って解放されたかった。2024/12/10
読書は人生を明るく照らす灯り
18
みんながみんな自由にしよう!となると、自由にみんなしやきゃ!となって、結局がんじがらめになるのでは?2024/09/22
merci
13
☆☆☆☆中高生に向けた本だが、万人が読んでもためになる内容。なぜ今が多様性の時代なのか。なぜ自分で考えることが大切なのか。集団我がなっていないか。 自分を見つめ直すことは子供も大人も関係ない。常に考え、丁寧に考えて行くことの重要性を説いてくれている。2024/08/23
MIHOLO
13
同調圧力が基本の学校は嫌いだったし、2度と関わりたくないと思っていたのに、学校司書として学校で働いている。実際働くとなると「右向け右」で助かる場合も沢山あって、あぁ、私は巻かれてしまったのか、長いものに、、、と遠い目。そんな私を見透かすかのような本だった。読んだ直後なら、子供への接し方が変わると思うけど、難しいな。本にあったように、ジャンケンでもなく、0か100かでもなく、でもトライ&エラー続けてみよう。2024/08/13
とも
12
鴻上先生の人生指南本。十代向けだがそうでない人が読んでもたくさん発見がある。 めんどくさいは好奇心を殺す、そうだね。2025/01/01