教養としての西洋建築

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教養としての西洋建築

  • 著者名:国広ジョージ
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 祥伝社(2024/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396618209

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内容説明

隈研吾氏推薦
――建築界きっての「国際派」のジョージだからこそ書けた
「ボーダーレス」な教養書

小山薫堂氏推薦
――建築は、その時代を生きた人々の考えや
社会の在り方を記憶している一冊の巨大な書物に等しい。
だからこそ、「建築を読む力」は、より良き未来を創るために
最も必要な教養なのだ
* * * * * * *
世界70カ国を訪れ、世界で建築文化を講義している著者による、
現代建築までの「建築の読み方」

建築文化に造詣の深い著者による、
ビジネスパーソンの教養としての西洋建築史
現在の日本、世界を理解するために。
いつもの街並みもこの1冊で見方が変わる
* * * * * * *
■著者のことば
なぜ、私たちに「建築」という教養が必要なのか

建築という教養が広まれば、大きな権力や資金力を持つ人たちも
低レベルな意思決定はできません。おかしな建物をつくれば、世間から批判を受け、
「無教養な指導者」として軽蔑されるでしょう。
みんなが納得する公共建築やオフィスビルなどを建設するには、
彼らも建築への理解を深める必要があります。
専門家だけでなく、一般の人々が建築を「教養」として身につけ、
建築の良し悪しを語り合えるような社会にしたい。
それを願って、僕はこの本を書きました。
* * * * * * *
■もくじ
はじめに 建築が読めると、時代が読める
序章  「美」を求め続けた西洋建築
第1章 石の時代から中世まで
第2章 近世 ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココ
第3章 産業革命がもたらした大変化
第4章 19世紀末 米国の台頭とアール・ヌーヴォー
第5章 モダニズムの巨匠たち
第6章 大恐慌から第2次世界大戦まで アールデコ・ロシア構成主義・イタリア未来派
第7章 戦後アメリカを彩った異才たち
第8章 日本のモダニズム
終章  ポストモダン、脱構築主義、そして未来へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takakomama

7
古代エジプトからポストモダニズムまでの建築史。建築のあり方は、その時代ごとの政治や経済に大きく左右されるそうです。写真が多く、ポイントが太字になっていて、わかりやすいです。観光客にはつまらない建物でも、建築家にとっては歴史的価値を持つ観光名所。プロの目から見た、建築物の見るべきポイントの解説が興味深いです。2024/06/14

薫風

6
石造建築時代からポストモダンまでの西洋建築のトレンドを、著者個人の意見とともに分かりやすく解説した一冊。モノクロではあるものの写真が豊富で、これまで理解しづらかった建築様式の楽しみ方を学べました。惜しむべくは、各様式がなぜ誕生したのか、そこからどう発展したのかの情報が乏しく、連続的な歴史として理解するには自分で行間を埋める必要がありましたが、教養としては十分に知識が身につくものと思います。2024/09/09

ganesha

5
日米の大学で30年間教鞭を執った建築家による欧米と日本の建築について。19世紀末の欧州の流れ、コルビュジェやライトの日本との関わりや日本人の弟子などに興味をひかれつつ読了。日本人がプリツカー賞を多く受賞しているとは。2024/07/12

icon

2
入門書だがかなりおすすめ。筆者はモダニズム寄りだが、自分もモダニズムっぽいかもしれないと感じた。 アウグストゥスの時代の建築家ウィトルウィウスの建築十書。 ミノル・ヤマサキ: wtcやPruitt-Igoe。いずれもない。 建築とは、人が生活するものであり、用・強・美。ピラミッドは人が住まないから建築と言わない流儀もある、と。 木の建築は、長い時間をかけて土に帰るのだから、自然との共生を指向するよう。伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮も。 2024/12/11

アツシ

2
西洋建築史を石の時代から現在まで時系列に分かりやすく、建物の写真付きで解説。 建築様式が時代と共に変化している事が良く理解できました。また公共建築は当然その時代の為政者の意図を汲んだものとなり、優れたデザインの建築は為政者の施政のシンボルとなる。それだけに我々市民が教養として西洋建築についてある程度の知識を有しておくべきとの著書の意見に賛同する。2024/06/16

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