WITH THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

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WITH THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

  • ISBN:9784835615264

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内容説明

※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。


ミッシェル・ガン・エレファント
完全保存版ドキュメントブック
『WITH THEE MICHELLE GUN ELEPHANT』電子書籍で復刊!

比類なきロックバンドの1996年のデビューから2003年の解散ラストライブまでの軌跡を綴った32万字に及ぶ書き下ろし&インタビュー、音楽雑誌『ロックンロール・ニューズメーカー』が追った8年分のレアな撮り下ろし&ライブ写真なども多数掲載。

「まさか彼らの追悼文を書く日が来るとは思わなかった。アベフトシ、2009年7月22日に逝去。
チバユウスケ、2023年11月26日に 逝去。アベは42歳、チバは55歳だった。彼らがもう年をとらないなんて、悪い冗談みたいだ。THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(以下、TMGE)のようなバンドはいない。激しさの中に美しさが宿っていた。彼らの壮絶な終わりの瞬間は、まるで夜空を切り裂く流れ星のようだった。

これまでにTMGEは2度終わりを迎えている。1度目は2003年10月11日の幕張メッセでの解散ライブによって、2度目はアベの死によってだ。アベの参加がかなわなくなった時点で、再結成の可能性はゼロになった。だからこそ、チバとクハラの参加しているThe BirthdayがTMGE解散のその先にある景色を見せてくれたことがありがたかった。もちろん2つのバンドはまったく別のものである。しかし、あくまでも個人的な解釈だが、The Birthdayの音楽にふれることでTMGE解散の必然性を見いだせたのだ。

チバの死により、さらなるピリオドが打たれ、自分の一部が欠けるような感覚を味わった。
何かを失ったわけではないと気づいたのはしばらく経ってからである。彼らが与えてくれたものは変わらず自分の中にあると感じたのだ。本書のタイトルにある“WITH”という単語は発刊から20年近く経った現在も、自分の心境にしっくりくる。“WITH”とはともにあること。彼らの音楽は今も自分の体内で鳴り響いている。形あるものはいつか消え去る。だが、ロックンロールは終わらない。なぜならば形がないから、そして受け継がれ、聴き継がれていくものだからだ。」
(著者 長谷川誠の追悼文より抜粋)

【電子書籍版 概要】
タイトル:『WITH THEE MICHELLE GUN ELEPHANT』
著者:長谷川 誠
発行:ぴあ株式会社
発売日:2024年6月7日
定価:3,300円(本体3,000円)


※本書は2005年5月に発売された紙書籍版の電子書籍による復刻版です。
電子書籍版の収録内容は2005年初版のものと同じ内容です。
追悼文のみ本書/冒頭部分に追加しております。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

も ち@病気療養入院中のためオヤスミしています。

20
何度目かの再読。時間をかけってゆっくり読む。ミッシェルガンエレファントに触れた人なら思わず、彼らの存在意義について語りたくなるだろう。解散を意識し始めた時期を推測もしたくなるだろう。だが、ここはあえて、彼らのインタビューだけでもよかったかもしれない。もっとディープに語れるくらいの人でないと、もはやミッシェルガンエレファントについて語るのは難しい。「ミッシェルガンエレファント」という、桁外れにロックな男が4人いた。その事実と彼らが残した音楽と言葉だけで十分だ。2016/04/12

K

0
久しぶりに再読。音楽ライターなんて仕事って、大変だなって思う。本人が「どう感じてくれても構わない。でも、ちゃんと『感じて』ほしい」って言っていることを、そして本人にしか分からないことを、(全然違っているかもしれないのに)想像で言葉にしていかなきゃならない面が、このバンドに関してはかなり大きかっただろうから。私個人のTMGEに対する感じ方と、著者の感じ方が違っていたり、大きくかけ離れてたりするのを気にしなければ、それなりに楽しく読める本。なんせ、本人たちの発言を読めるのは嬉しいからね。2014/02/02

チョビ

0
インタビュアーの引き出し方が甘く、どうしても彼の見たミッシェルの記述が多い。ミッシェルそのものの首尾一貫とした考えが浮き彫りになってるとも言えるが、この厚さで「彼らはいつだって何があろうと変わりません」では飽きが来る人が出ると思う。ミッシェルを知りたいならCDだな、という考えを改めて持つ。2011/12/27

目目子

0
なんとかなるよ、なんとかするよ、だっ た。自己肯定を生まれたときから知って るんだろうなあ。迷いが見えない。だからついていきたくなる。 全体的な本の構成は微妙。もっとインタビュー記事びっしりがよかった…2011/07/04

やいとや

0
チバの死を契機として読まねばならないのが哀しい本。だが、本の形式になってしまえばそれはそれ。素材が良いのに、纏めるライターの力不足が明らかである為に甘ったるい「著者のロック観」の中でしかミッシェルを語れない中途半端な結果になっている。ミッシェルが「語られる事を拒否する」バンドであるだけに、その仕事が難しい事は充分に理解するが、結果の甘さが効果を産む所まで行かない青臭さが残念。「WITH」と言いながら、最後は振り落とされ取り残される著者の姿をもっと見据えるべきだったのかな、この本の主題を活かすのなら。2023/12/17

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